2026年10月25日、日本時間のフィギュアスケート男子の最新結果は、ISUグランプリシリーズ第1戦・フランス大会の男子ショートプログラム(SP)が焦点です。現地フランス・アンジェで10月24日に行われたSPでは、地元フランスのアダム・シャオ・イム・ファが102.46点で首位に立ち、日本勢は山本草太が77.02点で8位、三浦佳生が72.67点で9位となりました。
男子フリースケーティング(FS)は日本時間10月25日21時10分から行われる予定です。この記事では、最新のSP順位と得点、日本勢の現状、ミラノ・コルティナオリンピック2026の男子最終順位、サマーカップ2026の成績、そして2026-2027シーズンの主要大会日程を整理します。なお、以下のフランス大会の順位は、男子フリー開始前の情報です。
【速報】フランス大会男子ショートはシャオ・イム・ファが首位、日本勢は8位・9位

2026年10月23日から25日までフランスのアンジェで開催されているISUグランプリシリーズ第1戦。男子シングルのショートプログラムは10月24日に実施され、フランスのアダム・シャオ・イム・ファが102.46点を獲得してトップに立ちました。
ISU公式リザルトによると、2位はエストニアのアレクサンドル・セレフコで85.49点、3位は韓国のソ・ミンギュで83.83点です。首位のシャオ・イム・ファは2位に16.97点差をつけており、SP終了時点では大きなリードを確保しています。
日本勢の山本草太は77.02点で8位、三浦佳生は72.67点で9位。日本人選手2人はいずれも上位争いに向けてフリーでの巻き返しが必要な位置につけました。ただし、SPの順位だけで大会全体の最終順位が決まるわけではありません。
男子フリーは日本時間10月25日21時10分、フランス現地時間13時10分に開始予定です。フリーの演技が終わるまでは総合順位は確定せず、SPでの点差をどこまで縮められるかが日本勢の注目点になります。
【男子SP全順位】結果・得点から見る日本勢の現在地
フランス大会の男子ショートプログラム全12選手の順位と得点は次のとおりです。数値はISU公式リザルトに掲載されたSPの得点で、フリーを含めた総合得点ではありません。
| 順位 | 選手名 | 国・地域 | SP得点 |
|---|---|---|---|
| 1位 | アダム・シャオ・イム・ファ | フランス | 102.46 |
| 2位 | アレクサンドル・セレフコ | エストニア | 85.49 |
| 3位 | ソ・ミンギュ | 韓国 | 83.83 |
| 4位 | ミハイル・シャイドロフ | カザフスタン | 80.25 |
| 5位 | ジェイコブ・サンチェス | アメリカ | 79.63 |
| 6位 | フランソワ・ピトー | フランス | 79.46 |
| 7位 | ジミー・マ | アメリカ | 77.11 |
| 8位 | 山本草太 | 日本 | 77.02 |
| 9位 | 三浦佳生 | 日本 | 72.67 |
| 10位 | ニコライ・メモラ | イタリア | 69.54 |
| 11位 | サミー・ハミ | フランス | 65.53 |
| 12位 | アダム・ハガラ | スロバキア | 59.17 |
出典:ISU公式リザルト「Grand Prix de France 2026」男子ショートプログラム。
山本草太は77.02点で8位、上位進出にはフリーでの加点が必要
山本のSP得点は77.02点。技術点(TES)は37.66点、演技構成点(PCS)は39.36点で、減点はありませんでした。7位のジミー・マとの差はわずか0.09点であり、SPでは僅差の順位争いとなっています。
一方、首位のシャオ・イム・ファとは25.44点差です。フリーでは技術要素の得点に加え、演技全体の完成度を示す評価も総合得点に影響します。山本が順位を上げるには、自身の演技をまとめ、上位選手との点差を縮めることが大切です。
三浦佳生は72.67点で9位、技術点の上積みが課題
三浦は72.67点で9位。TESは32.16点、PCSは41.51点で、減点は1点でした。演技構成点では山本を上回ったものの、技術点の差と減点が総得点に影響しています。
山本との差は4.35点です。フリーではジャンプなどの技術要素をどこまで得点につなげられるかが重要になります。三浦は五輪シーズンにも国際大会で戦ってきた選手ですが、今回のSPでは本来の持ち味を総得点に十分反映できていません。FSの内容次第で、総合順位をどこまで戻せるかに注目です。
首位シャオ・イム・ファの102.46点は何を意味するのか
シャオ・イム・ファのSP得点102.46点は、2位のセレフコを16.97点上回る数字です。技術点57.25点、演技構成点45.21点を記録し、減点はありませんでした。
地元フランスの選手がSPで大きなリードを築いたことで、フリーでは追う選手がどこまで差を詰められるかが焦点になります。ただし、SPの首位は総合優勝を意味するものではありません。フリーのジャンプ構成や着氷、演技全体の完成度によって最終順位は変動します。
【五輪結果】ミラノ・コルティナオリンピック2026男子最終順位と日本勢の成績
2026年2月に開催されたミラノ・コルティナオリンピックの男子シングルでは、カザフスタンのミハイル・シャイドロフが合計291.58点で金メダルを獲得しました。日本の鍵山優真が280.06点で銀メダル、佐藤駿が274.90点で銅メダルに入り、日本勢が2つのメダルを獲得しています。
ISU公式の最終順位では、韓国のチャ・ジュンファンが4位、カナダのスティーブン・ゴゴレフが5位、アダム・シャオ・イム・ファが7位、優勝候補の一人だったアメリカのイリア・マリニンは8位でした。三浦佳生は246.88点で13位となっています。
主な最終順位は以下のとおりです。
- 1位:ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)291.58点
- 2位:鍵山優真(日本)280.06点
- 3位:佐藤駿(日本)274.90点
- 4位:チャ・ジュンファン(韓国)273.92点
- 5位:スティーブン・ゴゴレフ(カナダ)273.78点
- 6位:ピョートル・グメンニク(AIN)271.21点
- 7位:アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)269.27点
- 8位:イリア・マリニン(アメリカ)264.49点
- 13位:三浦佳生(日本)246.88点
出典:ISU公式「Olympic Winter Games 2026」男子シングル最終結果。
五輪の結果で注目すべきなのは、ショートプログラムの順位がそのまま最終順位に直結しなかった点です。SP首位だったマリニンはフリーで順位を落とし、SP5位だったシャイドロフが総合優勝を果たしました。鍵山も銀メダルを獲得し、佐藤はフリーで3位の得点を記録して銅メダルに届いています。
この結果は、フィギュアスケート男子の成績を評価する際、SPだけでなくフリーの得点と合計得点を見る必要があることを示しています。フランス大会の山本と三浦についても、SP順位だけで今大会の成否を判断するのは早計です。
【今季の日程】GPシリーズ2026-2027の大会予定と男子出場選手
2026-2027シーズンのISUグランプリシリーズは、10月23日のフランス大会を皮切りに、6大会を経て12月のグランプリファイナルへ進みます。ISUが公表した日程では、フランス、カナダ、中国、アメリカ、フィンランド、日本の順に大会が行われます。
- フランス大会:10月23日~25日、アンジェ
- スケートカナダ:10月30日~11月1日、ケロウナ
- 中国杯:11月6日~8日、深圳
- スケートアメリカ:11月13日~15日、エバレット
- フィンランディア杯:11月20日~22日、ヘルシンキ
- NHK杯:11月27日~29日、東京
- グランプリファイナル:12月10日~13日、中国・重慶
出典:国際スケート連盟(ISU)2026-2027シーズン公式日程。
フランス大会の男子出場選手一覧
男子シングルには12選手がエントリーし、日本からは山本草太と三浦佳生が出場しています。ほかに、五輪金メダリストのミハイル・シャイドロフ、地元フランスのシャオ・イム・ファ、エストニアのセレフコ、韓国のソ・ミンギュらが名を連ねました。
日本勢は男子2人だけでなく、女子シングルの中井亜美、青木祐奈、住吉りをんも出場しており、フランス大会には日本人選手が計5人参加しています。大会全体の日本勢の成績を追う場合は、男子だけでなく女子の結果も併せて確認すると、今季の代表候補選手の動向を把握しやすくなります。
友野一希はスケートカナダなどに出場予定
ISUが公表した男子のグランプリシリーズ・アサインメントでは、友野一希はスケートカナダとフィンランディア杯にエントリーしています。日本勢は大会ごとに出場選手が異なるため、山本や三浦のフランス大会の結果と、友野の次戦の結果を単純に同じ条件で比較することはできません。
また、グランプリシリーズは各大会で獲得するポイントを積み重ね、成績上位の選手がファイナルに進む仕組みです。1大会の順位だけでシーズン全体の評価を決めるのではなく、出場大会数、各大会の順位、総合得点の推移を合わせて見ることが大切です。
【国内大会】サマーカップ2026の男子結果と友野一希の成績
国際大会だけでなく、国内大会も日本男子の調子を把握する手掛かりになります。2026年8月9日から12日に滋賀県大津市の木下カンセーアイスアリーナで開催されたサマーカップ2026では、選手権男子で吉岡希が233.84点を獲得して優勝しました。
2位は友野一希で228.47点、3位は三浦佳生で203.37点です。友野はフリーで152.90点を獲得し、フリー単独では1位となりました。三浦はショートプログラム8位からフリーで3位の得点を記録し、総合3位まで順位を上げています。
一方、山本草太はサマーカップのエントリーに名を連ねていましたが、公式最終結果では棄権(WD)となっています。フランス大会のSPで8位に入ったこととは別の大会記録であり、棄権の理由を公式結果だけから推測することはできません。
サマーカップの成績からは、友野がフリーで高い得点を記録したこと、三浦がSPから順位を上げたことが読み取れます。ただし、国内大会とグランプリシリーズでは出場選手や競技環境が異なります。サマーカップの順位だけで国際大会の成績を予測するのではなく、SPとFSの内容を分けて比較するのが適切です。
出典:日本スケート連盟公式リザルト「木下カンセープレゼンツ サマーカップ2026フィギュアスケート競技会」選手権男子最終結果。
【結果の見方】男子ショートとフリー、総合順位の違いを整理
フィギュアスケート男子の速報を見るときは、「SP順位」「FS順位」「総合順位」の3つを区別が必要です。SP順位はショートプログラムだけの得点で決まり、FS順位はフリースケーティング単独の得点で決まります。最終順位は、原則としてSPとFSの得点を合計した総合得点で決定します。
例えば、ミラノ・コルティナオリンピックでは、SPで首位に立ったマリニンが総合8位となる一方、SP5位だったシャイドロフが金メダルを獲得しました。SP終了時点の首位や日本勢の順位は、あくまで大会途中の状況です。
フランス大会でも、山本の77.02点、三浦の72.67点はSPの得点であり、最終結果ではありません。男子フリーの結果が発表された後は、総合得点と最終順位を確認する必要があります。
また、得点の比較では合計点だけでなく、技術点(TES)、演技構成点(PCS)、減点の内訳にも注目すると、順位が分かれた理由を理解しやすくなります。今回の山本と三浦のSPでは、三浦のPCSが山本を上回る一方、TESでは山本が上回り、三浦には1点の減点がありました。こうした内訳は、フリーでの課題や巻き返しの可能性を考えるうえで役立ちます。
【フィギュアスケート結果男子】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年フランス大会の男子ショートプログラムの結果は?
A1:1位はアダム・シャオ・イム・ファの102.46点、山本草太は77.02点で8位、三浦佳生は72.67点で9位です。男子フリーは日本時間10月25日21時10分開始予定で、SP終了時点では総合最終順位は確定していません。
Q2:ミラノ・コルティナオリンピック2026の男子シングルで日本勢は何位だった?
A2:鍵山優真が280.06点で銀メダル、佐藤駿が274.90点で銅メダルを獲得しました。優勝はカザフスタンのミハイル・シャイドロフで291.58点。三浦佳生は246.88点で13位でした。
Q3:サマーカップ2026の男子優勝者と友野一希の順位は?
A3:優勝は吉岡希の233.84点、2位は友野一希の228.47点、3位は三浦佳生の203.37点でした。友野はフリースケーティング単独では152.90点で1位となっています。
まとめ:男子の最新結果はフリー終了後の総合順位まで確認しよう
2026年10月25日時点のフィギュアスケート男子の注目は、グランプリシリーズ第1戦フランス大会です。男子SPではシャオ・イム・ファが102.46点で首位に立ち、日本勢は山本草太が8位、三浦佳生が9位となりました。フリーでの巻き返しがあるかどうかが、今大会の見どころです。
2026年2月のミラノ・コルティナオリンピックでは、鍵山優真が銀、佐藤駿が銅を獲得し、日本男子の国際舞台での実力を示しました。国内のサマーカップでは友野一希が総合2位、三浦佳生が3位に入り、それぞれの大会で異なる結果を残しています。
今後は、フランス大会の男子フリー、10月末のスケートカナダ、11月の中国杯やNHK杯、そして12月のグランプリファイナルへと競技が続きます。結果速報をチェックする際は、SPだけの順位と大会全体の最終順位を混同せず、得点の内訳や大会日程も合わせて確認することが、選手の現在地を正しく理解するポイントです。