フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦「中国杯2026」は、11月6日(金)~8日(日)に中国・深圳(シンセン)で開催されます。男子シングルには三浦佳生、佐藤駿、女子シングルには千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚が出場予定。ペアでは長岡柚奈・森口澄士組が日本代表としてリンクに立ちます。
今大会は、2026-2027シーズンのグランプリファイナル進出を左右する重要な一戦です。競技日程や滑走順、テレビ放送予定、ライブ配信の視聴方法に加え、過去の中国杯で実績を残してきた選手や、ファイナル進出に必要なポイントの仕組みまで整理します。情報の基準日は2026年10月27日です。
【中国杯2026】開催日程・開催地と競技スケジュール

中国杯は、国際スケート連盟(ISU)が主催するフィギュアスケートのグランプリシリーズの一大会です。2026-2027シーズンは全6戦で構成され、中国杯はフランス大会、スケートカナダに続く第3戦に当たります。
ISUの大会情報によると、2026年の開催地は中国南部の都市・深圳です。過去数年の中国杯は重慶で開催されてきましたが、2026年は深圳に舞台を移します。一方、12月のグランプリファイナルは重慶で開催予定です。両大会の開催地を混同しないよう注意してください。
会場は深圳世界大学生運動会体育中心(Shenzhen Universiade Center)として案内されています。以下は、日本時間で整理した主な競技日程です。深圳と日本には1時間の時差があり、日本のほうが1時間進んでいます。
| 日程 | 開始時刻(日本時間) | 競技 | 主な日本勢 |
|---|---|---|---|
| 11月6日(金) | 15:45 | アイスダンス・リズムダンス | 日本組の出場なし |
| 11月6日(金) | 17:25 | 女子ショートプログラム(SP) | 千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚 |
| 11月6日(金) | 20:00 | ペア・ショートプログラム | 長岡柚奈・森口澄士 |
| 11月6日(金) | 21:25 | 男子ショートプログラム(SP) | 三浦佳生、佐藤駿 |
| 11月7日(土) | 15:30 | アイスダンス・フリーダンス | 日本組の出場なし |
| 11月7日(土) | 17:30 | 女子フリースケーティング(FS) | 千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚 |
| 11月7日(土) | 19:40 | ペア・フリースケーティング | 長岡柚奈・森口澄士 |
| 11月8日(日) | 14:00 | 男子フリースケーティング(FS) | 三浦佳生、佐藤駿 |
| 11月8日(日) | 19:00予定 | エキシビション | 出演者は別途確認 |
競技開始時刻は変更される場合があります。特に、地上波の深夜放送は日付をまたぐため、テレビ番組表の表記と実際の視聴日を照らし合わせておくと安心です。
【中国杯2026】出場選手一覧とショートの滑走順
日本スケート連盟の出場予定選手に関する発表や、ISUのエントリー情報を確認すると、今大会の日本勢は男子2人、女子3人、ペア1組です。アイスダンスには日本組のエントリーがありません。
海外勢も含め、各種目の主なエントリーは次のとおりです。選手の欠場や追加変更が生じる可能性があるため、競技直前にはISUの最新スタートリストも確認してください。
男子シングル:日本の2選手と海外の強豪が激突
男子は12選手がエントリー。日本からは三浦佳生と佐藤駿が出場します。海外勢では、カザフスタンのミハイル・シャイドロフ、ジョージアのニカ・エガゼ、韓国のソ・ミンギュらが顔をそろえます。
- 日本:三浦佳生、佐藤駿
- 中国:チェン・ユードン、パン・チーミン
- カザフスタン:ミハイル・シャイドロフ
- ジョージア:ニカ・エガゼ
- 韓国:ソ・ミンギュ
- ポーランド:ウラジーミル・サモイロフ
- 米国:ルシウス・カザネッキ、ジェイコブ・サンチェス
- AIN2:ウラジスラフ・ジキジ、エフゲニー・セメネンコ
男子ショートの公開滑走順は、1番パン・チーミン、2番エフゲニー・セメネンコ、3番ウラジスラフ・ジキジ、4番チェン・ユードン、5番ルシウス・カザネッキ、6番ウラジーミル・サモイロフ、7番ジェイコブ・サンチェス、8番ソ・ミンギュ、9番三浦佳生、10番ニカ・エガゼ、11番佐藤駿、12番ミハイル・シャイドロフの順です。
三浦佳生は9番滑走、佐藤駿は11番滑走。終盤に実力者が続く構成となっており、ショートの得点争いを追ううえで見逃せない並びです。
女子シングル:千葉百音・渡辺倫果・山下真瑚に注目
女子は12選手がエントリー。日本からは千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚が出場します。海外勢には韓国のイ・ヘイン、ジョージアのアナスタシヤ・グバノワ、イタリアのララ・ナキ・グットマンらが名を連ねています。
- 日本:千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚
- 韓国:イ・ヘイン
- ジョージア:アナスタシヤ・グバノワ
- イタリア:ララ・ナキ・グットマン
- オーストリア:オルガ・ミクティナ
- 中国:ルイヤン・チャン、イ・ジュウ
- 米国:アリーナ・ボニーロ、ソフィー・ヨリーン・フォン・フェルテン
- AIN2:アレクサンドラ・イグナトワ
女子ショートの公開滑走順は、1番山下真瑚、2番アリーナ・ボニーロ、3番アレクサンドラ・イグナトワ、4番ルイヤン・チャン、5番イ・ジュウ、6番ソフィー・ヨリーン・フォン・フェルテン、7番オルガ・ミクティナ、8番イ・ヘイン、9番渡辺倫果、10番アナスタシヤ・グバノワ、11番ララ・ナキ・グットマン、12番千葉百音です。
山下は第1グループの先頭、渡辺は第2グループの中盤、千葉は最終滑走となります。滑走順だけで勝敗が決まるわけではありませんが、最終滑走の千葉には、それまでの選手の得点を踏まえて演技を見られるという面があります。
ペア:長岡柚奈・森口澄士組が挑む国際舞台
日本の長岡柚奈・森口澄士組は、ペア競技に出場します。ISUのエントリーに掲載されている主な組は次のとおりです。
- アルメニア:カリナ・アコポワ/ニキータ・ラフマニン
- オーストリア:ガブリエラ・イッゾ/ルク・マイヤーホーファー
- カナダ:ジャズミン・デスロッシャーズ/キーラン・スラッシャー
- 中国:ジャン・ジアシュエン/フアン・イーハン
- ジョージア:アナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラワ
- 日本:長岡柚奈/森口澄士
- 米国:リュウ/ベダード組、プラザス/フェルナンデス組
ペアは個々のジャンプやスピンだけでなく、リフト、スロージャンプ、ツイストリフトなど、2人の連携が得点に大きく影響する競技です。長岡・森口組がショートから安定した演技をまとめられるかが注目点になります。
アイスダンス:10組が出場予定
アイスダンスには、中国の3組のほか、チェコ、スペイン、フランス、英国、ジョージア、米国などの代表がエントリーしています。
- 中国:レン・ジュンフェイ/シン・ジアニン、シャオ・ズーシー/ホー・リンハオ、リン・ユーフェイ/ガオ・ズージエン
- チェコ:ナタリー・タシュレロワ/フィリップ・タシュラー
- スペイン:オリビア・スマート/ティム・ディーク
- フランス:ロイシア・ドゥモジョ/テオ・ル・メルシエ
- 英国:リラ・フィアー/ルイス・ギブソン
- ジョージア:ディアナ・デイヴィス/グレブ・スモルキン
- 米国:エミリー・ブラッティ/イアン・サマーヴィル、エヴァ・ペイト/ローガン・バイ
リズムダンスとフリーダンスの両方が実施されます。日本勢の出場はありませんが、国際大会のアイスダンスをまとめて観戦したいファンにとっても見どころのある種目です。
なお、フリースケーティングの滑走順はショートの順位を踏まえて決まるため、大会前の段階では確定しません。ショートの結果発表後に、各選手の演技順を確認する必要があります。
【中国杯2026】テレビ放送予定とライブ配信の視聴方法
中国杯を日本で観戦する方法は、BS朝日、テレビ朝日系列の地上波、テレ朝動画の主に3つです。ただし、地上波は録画放送で、BS朝日もマルチチャンネル152chでの放送となるため、全種目をリアルタイムで見たい人は配信も検討したいところです。
BS朝日:日本時間で一部競技を生中継
- 11月6日(金)17:25~:女子ショート、ペアショート、男子ショート
- 11月7日(土)17:30~:女子フリー、ペアフリー
- 11月8日(日)14:00~:男子フリー
放送はいずれもBS朝日のマルチチャンネル152chで予定されています。通常のチャンネル番号と異なる場合があるため、視聴前にテレビの番組表でチャンネルを確認してください。
テレビ朝日系列:深夜の録画放送
- 11月7日(土)午前2:45~:男女ショート、ペアショート
- 11月8日(日)午前3:30~:女子フリー、ペアフリー
- 11月9日(月)午前1:55~:男子フリー
テレビ朝日の公式番組案内では、一部地域を除く系列局で放送予定とされています。深夜帯のため、地域によって放送の有無や番組編成が異なる可能性があります。予約録画を利用する場合も、各地域の番組表を確認しておきましょう。
テレ朝動画:全種目を追いたい人向けのライブ配信
テレビ朝日が案内するテレ朝動画では、NHK杯を除くグランプリシリーズ各大会とグランプリファイナルの配信チケットが販売されています。中国杯の個別大会チケットは1,500円(税込)で、別途220円のシステム手数料が必要です。
全配信セットは通常6,200円(税込)、レプリカチケット特典付きは6,700円(税込)です。購入条件や視聴対象大会を確認したうえで選びましょう。ライブ配信のアーカイブも案内されていますが、配信や視聴期限の詳細は公式ページで最新情報を確認してください。
テレビ朝日系列の放送は一部競技の録画放送が中心である一方、配信は対象となる競技を幅広く追える点が特徴です。男子・女子だけでなく、ペアやアイスダンスまで見たい人には、テレ朝動画が選択肢になります。
【中国杯の歴代優勝者・過去の結果】2026年の見どころを読む
中国杯は、日本勢が過去に好成績を残してきた大会です。とりわけ男子シングルでは佐藤駿が2024年、2025年と連続優勝。女子でも日本選手が表彰台に立っており、2026年大会に向けて過去の結果を知っておくと、各選手の立ち位置が見えやすくなります。
- 2025年・男子:佐藤駿が278.12点で優勝。ダニエル・グラスルが2位、ミハイル・シャイドロフが3位でした。
- 2025年・女子:アンバー・グレンが優勝。アリサ・リュウが2位、渡辺倫果が3位に入りました。
- 2025年・ペア:アナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラワ組が優勝しました。
- 2025年・アイスダンス:マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組が優勝しました。
- 2024年・男子:佐藤駿が278.48点で優勝。ミハイル・シャイドロフが2位でした。
- 2024年・女子:アンバー・グレンが優勝し、千葉百音が2位に入りました。
- 2023年・女子:吉田陽菜が優勝、渡辺倫果が2位でした。
これらの結果から、男子では佐藤駿の中国杯との相性、女子では千葉百音と渡辺倫果の過去の実績が、今大会を読み解く手がかりになります。ただし、過去の優勝や表彰台は今回の順位を保証するものではありません。2026年シーズンのプログラム、コンディション、ジャンプの成功率を合わせて評価する必要があります。
また、2026年は深圳開催という新たな条件もあります。過去の重慶大会の結果をそのまま当てはめるのではなく、今大会のエントリーとショートの演技内容を基に、選手ごとの実力を判断するのが適切です。
【GPファイナル進出条件・ポイントランキング】中国杯で何が決まる?
グランプリシリーズ最大の目標の一つが、12月に開催されるグランプリファイナルへの進出です。2026-2027シーズンのファイナルは、12月10~13日に中国・重慶で開催予定。男女シングル、ペア、アイスダンスの各種目で、シリーズを通じて獲得したポイントの上位6選手・組が出場権を得ます。
選手・組は原則としてグランプリシリーズに最大2大会出場し、それぞれの順位に応じてポイントを獲得します。主なポイント配分は次のとおりです。
- 1位:15ポイント
- 2位:13ポイント
- 3位:11ポイント
- 4位:9ポイント
- 5位:7ポイント
- 6位:5ポイント
- 7位:4ポイント
- 8位:3ポイント
2大会で優勝すれば合計30ポイントとなります。2位と3位なら合計24ポイント、2位と2位なら26ポイントです。ただし、ファイナル進出は他選手の獲得ポイントにも左右されるため、特定の順位の組み合わせだけで進出が確定するわけではありません。
2026年10月27日時点では、フランス大会が終了し、スケートカナダは10月30日~11月1日に開催予定です。中国杯はシリーズ第3戦に当たるため、ここでの結果がポイントランキングに大きく影響する可能性があります。
男子の三浦佳生は、フランス大会で2位に入り、13ポイントを獲得しています。中国杯でも上位に入れば、ファイナル進出に向けて有利な位置を築けます。一方、佐藤駿にとっては中国杯が今季のグランプリシリーズでポイントを積み上げる重要な機会です。
女子では千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚がそれぞれの出場大会で結果を求められます。千葉と渡辺は過去の中国杯で表彰台経験があり、山下にとっても国際舞台で存在感を示すチャンスです。ペアの長岡・森口組も、順位だけでなく演技内容を含めた安定感がポイント争いの鍵になります。
【中国杯2026の結果速報】大会前に押さえたい勝負のポイント
2026年10月27日時点では、中国杯の競技はまだ始まっていないため、今大会の得点や最終順位は確定していません。結果速報を確認する際は、ISUの公式リザルト、日本の放送局による大会情報、信頼できるフィギュアスケート専門メディアを照合すると、ショートの得点と総合順位を追いやすくなります。
結果を見る際には、ショートの順位だけで優勝候補を決めつけないことも大切です。フリーではジャンプの成功・失敗に加え、技術点、演技構成点、減点などが総合得点に反映されます。ショートで出遅れた選手がフリーで巻き返すこともあれば、ショートで首位に立った選手がフリーで順位を落とすこともあります。
特に男子は、佐藤駿と三浦佳生の日本勢対決に加え、シャイドロフやエガゼら海外勢との比較が見どころです。女子は千葉百音の安定感、渡辺倫果の得点力、山下真瑚の演技が注目されます。ペアは長岡・森口組の連携、アイスダンスは各国の上位組による演技構成と表現力に注目したいところです。
【プロの結論】順位だけでなく「2大会の合計」と演技内容を見る
中国杯をより深く楽しむなら、1日の順位だけでなく、各選手がグランプリシリーズ全体でどの位置にいるかを確認するのがおすすめです。ファイナル進出を目指す選手にとっては、中国杯の順位が次の大会を待たずに大きな意味を持つ場合があります。
また、ショートの得点差、フリーでの巻き返し、ジャンプの成功率を合わせて見ると、最終順位だけでは分からない選手の強みが見えてきます。テレビで主要種目を楽しみたい人はBS朝日や地上波、全種目を追いたい人はテレ朝動画というように、視聴方法を目的に応じて選ぶと観戦しやすくなります。
【フィギュアスケート中国杯】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:中国杯2026はいつ、どこで開催されますか? A1:2026年11月6日(金)~8日(日)に、中国・深圳で開催予定です。男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目が実施されます。
Q2:中国杯2026に出場する日本人選手は誰ですか? A2:男子は三浦佳生、佐藤駿、女子は千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚、ペアは長岡柚奈・森口澄士組が出場予定です。アイスダンスの日本組の出場はありません。
Q3:中国杯2026のテレビ放送はありますか? A3:BS朝日152chで一部種目を生中継し、テレビ朝日系列でも深夜の録画放送が予定されています。放送日時や地域ごとの編成は、各局の最新番組表で確認してください。
Q4:中国杯2026は無料でライブ配信を見られますか? A4:テレ朝動画では有料ライブ配信が用意されています。中国杯の個別大会チケットは1,500円(税込)で、別途システム手数料がかかります。視聴条件や配信対象種目は公式案内を確認してください。
Q5:中国杯の結果はGPファイナル進出に影響しますか? A5:大きく影響します。グランプリシリーズ各大会の順位に応じたポイントを合算し、各種目の上位6選手・組がグランプリファイナルに進出します。中国杯での上位入賞は、ファイナル進出に向けた重要な材料となります。
Q6:中国杯2026の滑走順はいつ分かりますか? A6:ショートプログラムの滑走順は公開されています。フリースケーティングの順番はショートの結果を踏まえて決まるため、ショート終了後に最新のスタートリストを確認してください。
まとめ:中国杯2026は日本勢の表彰台とファイナル争いに注目
フィギュアスケート中国杯2026は、11月6~8日に中国・深圳で開催されるグランプリシリーズ第3戦です。三浦佳生、佐藤駿、千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚、長岡柚奈・森口澄士組が出場予定で、各種目の上位争いとグランプリファイナルに向けたポイント獲得が大きな見どころになります。
テレビ観戦ならBS朝日の生中継とテレビ朝日系列の録画放送、全種目を追うならテレ朝動画のライブ配信が主な選択肢です。競技が始まったら、ショートの滑走順と得点、フリーでの巻き返し、そしてシリーズ全体のポイントランキングを合わせてチェックしましょう。
過去2年の中国杯男子を制した佐藤駿の連覇実績、フランス大会で好成績を残した三浦佳生、そして女子の千葉百音と渡辺倫果の表彰台経験。それぞれの強みが2026年の深圳でどのように発揮されるかが、今大会の大きな焦点です。