2026年度のJLPGA女子プロテストは、7月の第1次予選、9月の第2次予選を終え、いよいよ最終プロテストを迎えます。最終テストの開催日は2026年11月3日(火・祝)〜6日(金)、会場は茨城県の静ヒルズカントリークラブです。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式日程によると、11月7日(土)は予備日に設定されています。
2026年10月25日時点で、第2次予選を突破した選手はA地区30名、B地区36名、C地区33名の計99名です。ここに最終プロテストから受験できる資格を持つ選手が加わる可能性があります。合格条件は最終順位の20位タイ以内。飯島早織、パク・ミンジ、中嶋月葉ら予選上位者に加え、複数回の挑戦を経て最終進出を決めた選手たちの戦いにも注目が集まります。
【2026年の女子プロテストはいつ?】最終テストの日程と会場

2026年度JLPGAプロテストの最終関門は、11月3日から6日までの4日間にわたって実施されます。会場となる静ヒルズカントリークラブは茨城県常陸大宮市にあるゴルフ場です。
競技は原則として72ホールのストロークプレー。4日間の合計スコアで順位を競い、上位20位タイまでの選手が合格者となります。単日の好スコアだけではなく、4日間を通じた安定性と、プレッシャーのかかる終盤での対応力が問われます。
なお、JLPGA公式スケジュールには、一般の観客による観戦は断る旨が記載されています。現地観戦を予定している場合は、一般公開の有無を独自に判断せず、協会の案内を確認してください。
【1次予選から最終まで】女子プロテスト合格までの流れ
JLPGAプロテストは、第1次予選、第2次予選、最終プロテストの3段階で構成されています。ただし、すべての選手が第1次予選から参加するわけではありません。前年度の最終プロテスト出場者や、所定のランキングなどの条件を満たした選手には、第2次予選または最終プロテストから受験できる資格が設けられています。
第1次予選の受験資格は、最終プロテスト開催年度の4月1日時点で満17歳以上の女子(出生時)という基本要件に加え、JGA/USGAハンディキャップインデックス5.0以下などの条件を満たすことです。第2次予選以降には、前年度の最終プロテスト出場者、各段階の通過者、所定のランキングに基づく資格者などが参加します。
各予選会場では、決められた順位までに入った選手が次の段階へ進みます。第1次予選は3日間54ホール、第2次予選は原則4日間72ホール、最終プロテストも原則4日間72ホールです。第1次予選では、各ラウンドで92ストローク以上を記録した選手は失格となり、次のラウンドへ進めない規定もあります。
第2次予選の通過人数は、全国一律の固定人数ではなく、会場ごとの結果と進出基準によって決まります。そのため、最終プロテストに進むには、単にアンダーパーを記録するだけでなく、同じ会場で競うライバルとの順位争いを制する必要があります。
【2026年の日程・会場一覧】1次・2次予選と最終プロテスト
JLPGA公式スケジュールに掲載された2026年度の日程は以下のとおりです。第1次予選は全国6地区、第2次予選はA・B・Cの3地区に分かれて実施されました。
| ステージ | 地区 | 日程 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 第1次予選 | A地区 | 7月7日〜9日 | サミットゴルフクラブ(茨城県) |
| 第1次予選 | B地区 | 7月1日〜3日 | Jゴルフ鶴ヶ島(埼玉県) |
| 第1次予選 | C地区 | 7月15日〜17日 | リバー富士カントリークラブ(静岡県) |
| 第1次予選 | D地区 | 7月22日〜24日 | ジャパンクラシックカントリー倶楽部 キングコース(三重県) |
| 第1次予選 | E地区 | 7月28日〜30日 | 小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県) |
| 第1次予選 | F地区 | 7月1日〜3日 | 佐賀クラシックゴルフ倶楽部(佐賀県) |
| 第2次予選 | A地区 | 9月15日〜18日 | 西那須野カントリー倶楽部(栃木県) |
| 第2次予選 | B地区 | 9月1日〜4日 | 葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(静岡県) |
| 第2次予選 | C地区 | 9月8日〜11日 | 滋賀カントリー倶楽部(滋賀県) |
| 最終プロテスト | 最終 | 11月3日〜6日(予備日11月7日) | 静ヒルズカントリークラブ(茨城県) |
第2次予選A地区の会場となった西那須野カントリー倶楽部では、初日の競技が悪天候により中止され、54ホールの短縮競技として実施されました。一方、B地区は葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース、C地区は滋賀カントリー倶楽部で開催されています。
このように、日程表上の競技日数と実際のラウンド数は、天候などの影響で異なる場合があります。成績を比較する際は、単純な通算スコアだけでなく、各会場の実施ラウンド数も確認することが大切です。
【JLPGAプロテスト出場者一覧】最終進出を決めた99名
第2次予選から最終プロテストへの進出を決めた選手は、A地区30名、B地区36名、C地区33名の計99名です。以下は各地区の最終成績に基づく通過者一覧です。順位は第2次予選の結果であり、最終プロテストの順位や合格者を示すものではありません。
第2次予選A地区:西那須野カントリー倶楽部(30名)
首位通過は飯島早織。通算9アンダーを記録し、2位の森本天に5打差をつけました。通算6オーバーの28位タイまでが最終進出を決めています。
- 飯島早織
- 森本天
- 益田世梨
- 薮下真衣
- 宮内美空
- 丸尾海七
- 新地真美夏
- 藤川玲奈
- 天羽さくら
- 伊藤せあら
- 鈴木みなみ
- 郡山瞳
- スン・ジャーズー
- 島田ゆら
- 半澤かんな
- 今綾奈
- 池戸梨緒
- 本田夢麗
- 五月女愛來
- 林愛輝美
- 鬼塚貴理
- 長谷川せら
- 和久井麻由
- 巽琉愛
- 長尾小百合
- 井上來虹
- 清藤羽琉
- 浅井つかさ
- 桑村美穂
- 四村彩也香
第2次予選B地区:葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(36名)
首位はパク・ミンジで、通算19アンダー。通算6アンダーの29位タイまでの選手が最終プロテストへ進出しました。
- パク・ミンジ
- 林田万輪
- 清水心結
- 五十嵐凛
- 林珍永
- 叶結衣
- 戸髙玲奈
- 遠藤夢里
- 神谷美緒
- 髙岸鈴
- 星野瑠菜
- 寺西飛香留
- 森田乃愛
- 櫻井梨央
- 谷田侑里香
- 木村葉月
- 荒川侑奈
- 園田結莉亜
- 片岡佳央
- 小林照菜
- リー・ミン
- 長田ひなた
- ホウ・ヴィヴィアン
- 酒井理琴
- 新垣くらら
- 中西風香
- 内山京美
- 杉原彩花
- 神谷もも
- 劉信志
- クリスティナ・ナタリア・ヨーコ
- パク・ダウン
- 山本優花
- 内田心菜
- 越田泰羽
- 大橋莉生
第2次予選C地区:滋賀カントリー倶楽部(33名)
首位通過は中嶋月葉で、通算9アンダー。2位の平山心暖は通算8アンダーを記録しました。通算イーブンパーの29位タイまでが最終進出を決めています。
- 中嶋月葉
- 平山心暖
- 林心恩
- 今西さくら
- 杉田琉羽
- 村田可朋
- 信藤希
- 柳藍佳
- 荒木七海
- 吉桒晴美
- 石川夢香
- 細峪七々
- 兼松亜衣
- 黒田光理
- 久世夏乃香
- 高木美咲
- 橋本美月
- 渡邊詩織
- 江河鈴
- 高木りおん
- 松永王花
- 安井愛
- 秋田光梨
- 佐々木史奈
- カン・チェヨン
- 冨金原明莉
- 新宮帆乃美
- 齋藤愛桜
- 山本唯依
- 大谷麗音
- 井上姫花
- 塩路千尋
- 植田梨奈
なお、JLPGAの規定には、ランキングやナショナルチームの所属歴、特定のアマチュア競技の優勝歴などに基づき、最終プロテストから受験できる資格も定められています。上記99名は第2次予選からの進出者一覧であり、最終プロテストの全出場者名簿とは区別して確認してください。
【女子プロテスト注目選手】地区トップ通過者と再挑戦組
2026年の最終プロテストでは、予選で圧倒的なスコアを残した選手だけでなく、過去の挑戦を糧に最終進出を果たした選手にも注目が集まります。
飯島早織:A地区を通算9アンダーで首位通過
飯島早織は、第2次予選A地区で最終ラウンドに66をマークし、通算9アンダーで首位通過を果たしました。2023年の日本女子アマチュアゴルフ選手権優勝者としても知られています。2025年の第2次予選ではわずか1打差で最終進出を逃した経緯があり、2026年の最終プロテストで雪辱を果たせるかが焦点です。
パク・ミンジ:B地区で通算19アンダー
パク・ミンジはB地区を通算19アンダーで首位通過しました。韓国女子ツアーで2年連続の賞金女王に輝き、通算20勝を挙げた実績を持つ選手として報じられています。高い競技経験を持つ選手が、日本のプロテストでどのような結果を残すかは大きな見どころです。
中嶋月葉:C地区を通算9アンダーで制す
中嶋月葉はC地区で通算9アンダーを記録し、首位で最終プロテスト進出を決めました。長い飛距離を武器とする18歳の選手として紹介されており、最終舞台でその持ち味を発揮できるか注目されます。
神谷美緒:8度目の挑戦で初の最終進出
神谷美緒はB地区を7位タイで通過しました。8度目の挑戦で初めて最終プロテスト進出を決めた選手です。長い挑戦期間を経て最終関門にたどり着いた経緯は、プロテストが一度の結果だけで将来を決めるものではないことを示しています。
高校生選手と再挑戦組にも注目
B地区では17歳の清水心結が2位タイ、C地区では高校生の平山心暖が2位で通過しました。若い選手が上位につけた一方、2025年の最終プロテストで23位タイとなり、合格ラインまで1打届かなかった林心恩と木村葉月も、2026年の最終進出を決めています。
また、長澤愛羅は2026年の日本女子アマチュアゴルフ選手権で優勝し、JGAナショナルチームのメンバーでもあります。JLPGA規定上、最終プロテストから受験できる資格に該当する選手ですが、実際の出場については公式の出場者情報で確認する必要があります。
【合格条件と最終プロテスト速報】20位タイ以内が合格ライン
JLPGAの規定では、最終プロテストの競技終了時点で上位20位タイまでの選手が合格者となります。合格に必要な固定スコアがあらかじめ決まっているわけではなく、出場者全体の成績によって合格ラインが変わります。
例えば、20位の順位に複数の選手が並んだ場合は、20人を超える人数が合格することがあります。「20位以内」と「20位タイ以内」は意味が異なるため、最終順位を見る際にはタイの扱いが大切です。
また、最終プロテストでは第3ラウンド終了時点、つまり54ホール終了時に、第4ラウンドへ進める選手を絞り込みます。原則として、80位タイまでの選手、または20位に8打差までの選手のうち、人数が多い方が最終ラウンドへ進出します。この途中のカットラインと、最終的な合格ラインは別の基準です。
2026年10月25日時点では、最終プロテストはまだ開催されていないため、日別スコア・最終順位・合格者一覧は確定していません。大会期間中は、各日の競技結果を次の順で確認することになります。
- 11月3日(火・祝):第1ラウンドのスコアと順位
- 11月4日(水):第2ラウンド終了時点の順位変動
- 11月5日(木):第3ラウンド終了後のカットラインと最終ラウンド進出者
- 11月6日(金):最終ラウンドの結果、最終順位、合格者一覧
- 11月7日(土):競技日程に影響が出た場合の予備日
スコア速報を読む際は、当日の順位だけでなく、通算スコア、前日からの順位変動、合格ラインとの差を確認すると、誰が有利な位置にいるかを把握しやすくなります。天候による競技短縮が発生した場合は、成立ホール数や適用された競技規定も確認したいポイントです。
【プロの結論】合格後の進路まで知るとプロテストの意味がわかる
女子プロテストの合格は、プロゴルファーとしてのキャリアを切り開く大きな節目です。ただし、合格した瞬間にJLPGAツアーの全試合へ自由に出場できるわけではありません。合格後には入会手続きや、翌シーズンの出場機会を確保するための競技資格獲得が待っています。
合格者はJLPGAへの入会手続きへ
JLPGA公式案内では、2026年度の入会日は12月1日(予定)とされています。合格者は入会申請書などの必要書類を提出し、入会金や年会費を納入する手続きを進めます。公式案内に記載された入会金は60万円、年会費は3万6,000円です。
入会が承認された選手には、翌年度のステップ・アップ・ツアー競技や当該年度のJLPGA新人戦への出場資格が付与されます。プロとしての活動を始めるためには、資格の取得に加えて、遠征費や練習環境、スポンサーなどを含めた継続的な競技活動の基盤づくりも必要になります。
QTが次の大きな関門になる
JLPGA公式案内では、2026年度のクォリファイングトーナメント(QT)について、ファーストステージを11月24日〜27日、ファイナルステージを12月1日〜4日に実施する予定です。QTは、翌シーズンのツアー出場順位に関わる重要な競技です。
最終プロテスト合格者のうち、合格順位1位の選手にはQTファイナルステージからの出場資格が付与されます。つまり、プロテストでトップ合格を果たすことには、合格という結果以外にも、その後の競技スケジュールに関わる利点があります。
合格者一覧を見るときの判断基準
最終結果が発表された際は、順位だけで評価を決めるのではなく、通算スコア、各ラウンドの安定性、最終日の順位変動、過去の挑戦歴などを合わせて見ることが大切です。プロテストは4日間の競技であり、最終日に大きく順位を上げる選手もいれば、序盤の好位置を守り切る選手もいます。
また、合格はゴールではなく、プロとしてのキャリアの出発点です。合格者一覧とともに、QTの結果、ステップ・アップ・ツアーでの成績、その後のレギュラーツアーへの挑戦を追うことで、選手がどのように成長していくのかを立体的に理解できます。
2026年の最終プロテストでは、予選首位通過者の実力、若手選手の勢い、再挑戦組の経験が交差します。合格ラインだけでなく、4日間を通じたスコアの推移と、その後の進路まで追うことが、女子ゴルフの次世代を知るうえでの重要な視点です。
【プロテスト女子2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の女子ゴルフプロテスト最終日はいつですか?
A1:最終プロテストは2026年11月3日(火・祝)〜6日(金)に開催予定です。会場は茨城県の静ヒルズカントリークラブで、11月7日(土)は予備日に設定されています。
Q2:2026年の最終プロテストには誰が進出しましたか?
A2:第2次予選からはA地区30名、B地区36名、C地区33名の計99名が進出を決めています。飯島早織、パク・ミンジ、中嶋月葉らが各地区の首位通過者です。最終プロテストから受験できる資格を持つ選手もいるため、全出場者はJLPGA公式の出場者情報で確認してください。
Q3:女子プロテストは何位までに入れば合格ですか?
A3:最終プロテストの競技終了時点で20位タイ以内に入ることが合格条件です。20位に複数の選手が並んだ場合は、合格者が20人を超えることがあります。
Q4:2026年のプロテスト合格者一覧や最終順位は発表されていますか?
A4:2026年10月25日時点では最終プロテストの開催前のため、合格者一覧と最終順位はまだ確定していません。11月3日からの各ラウンドの成績を経て、最終日の競技終了後に結果が決まります。
Q5:プロテストに合格すれば、すぐにJLPGAツアーへ出場できますか?
A5:合格後はJLPGAへの入会手続きを進めますが、レギュラーツアーへの出場資格がすべて自動的に得られるわけではありません。QTなどを通じて出場順位を確保が必要です。最終プロテスト1位の合格者にはQTファイナルステージからの出場資格が付与されます。
まとめ:2026年女子プロテストは最終順位と合格後の進路にも注目
2026年度JLPGA女子プロテストは、11月3日〜6日に静ヒルズカントリークラブで最終プロテストが開催されます。第2次予選からの進出者は99名で、飯島早織、パク・ミンジ、中嶋月葉ら地区上位者に加え、再挑戦を続けてきた選手や高校生選手も最終関門に挑みます。
合格条件は20位タイ以内ですが、競技の途中には第3ラウンド終了時点のカットラインもあります。日別スコアや最終順位を見る際は、通算スコアと合格ラインとの差を確認することが大切です。
加えて、合格後にはJLPGAへの入会手続きとQTなどの競技が控えています。2026年の結果だけでなく、合格者がその後どのようにステップ・アップ・ツアーやレギュラーツアーを目指していくのかにも注目すると、女子ゴルフ界の新しい才能をより深く追うことができます。