2026年10月25日現在、ブラジル代表のスタメンを知るうえで重要なのは、FIFAワールドカップ2026の主力メンバーと、大会終了後にカルロ・アンチェロッティ監督が招集した新世代の選手たちを分けて考えることです。W杯ではヴィニシウス・ジュニオールやマルキーニョスらが先発し、日本代表とのラウンド32では2-1で勝利しました。一方、W杯後のオーストラリア戦とインド戦では若手の起用が進み、スタメンの顔ぶれが大きく変化しています。
ブラジルサッカー連盟(CBF)の公式発表によると、2026年9月9日に発表されたW杯後最初の招集メンバーは26人です。その後、負傷による入れ替えがあり、9月25日のオーストラリア戦、同29日の再戦、10月3日のインド戦で起用法が試されました。11月の日本代表戦に向けた新たな招集メンバーは10月29日に発表予定です。ここでは、実際に発表されたスタメン、最新の背番号・所属クラブ、次戦の予想フォーメーションを整理します。
【ブラジル代表スタメン2026最新】現在の先発メンバーは誰?

2026年10月25日時点で、直近の公式戦におけるブラジル代表の先発メンバーは、10月3日のインド戦で確認できます。この試合では4-3-3を基本とする布陣が採用され、経験豊富なマルキーニョスとヴィニシウス・ジュニオールに加え、若手のペドロ・モリスコ、アルトゥール・ジアス、ガブリエウ・ボンテンポらが先発しました。
インド戦の実際のスタメンは次の11人です。
- GK:ペドロ・モリスコ
- DF:マテウジーニョ、マルキーニョス、アルトゥール・ジアス、ドウグラス・サントス
- MF:ダニーロ・サントス、アンドレイ・サントス、ガブリエウ・ボンテンポ
- FW:エステヴァン、ペドロ、ヴィニシウス・ジュニオール
試合はエステヴァン、ペドロ、サムエウ・リーノのゴールによってブラジルが4-0で勝利しました。サムエウ・リーノは途中出場から2得点を記録しています。CBFの試合報告でも、若手を積極的に起用する方針が確認できます。
ただし、この11人が次の日本戦でもそのまま先発するとは限りません。インド戦では、ラフィーニャが右太ももの筋肉の違和感で離脱したほか、ガブリエウ・マガリャンイスやブルーノ・ギマランイスらが休養を与えられました。相手の強さ、選手のコンディション、監督のテスト方針によって起用は変わります。
また、2026年10月29日には日本代表とシンガポール代表との親善試合に向けた招集メンバーが発表される予定です。したがって、現在の最新スタメンを正確に把握するには、直近の実際の先発11人と、次戦に向けた予想を区別する必要があります。
【ブラジル代表メンバー最新一覧】背番号・所属クラブを26人分チェック
CBFが9月に発表したオーストラリア戦・インド戦の招集メンバーは26人です。当初のリストからは負傷による変更があり、ジョアン・ペドロに代わってフルミネンセのマテウス・マルチネッリが、ウェズレイに代わってヴァンデルソンが選ばれました。
以下は、9月の親善試合で使用された背番号と、CBFの招集情報に基づく所属クラブの一覧です。背番号は大会ごとに変わる場合があるため、W杯2026の番号と混同しないよう注意してください。
ゴールキーパー
- 1番:ウーゴ・ソウザ(コリンチャンス)
- 12番:オタヴィオ(クルゼイロ)
- 23番:ペドロ・モリスコ(コリチーバ)
ディフェンダー
- 2番:ヴァンデルソン(モナコ)
- 3番:ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)
- 4番:マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)
- 6番:ドウグラス・サントス(ゼニト)
- 13番:マテウジーニョ(コリンチャンス)
- 14番:ヴィトール・レイス(マンチェスター・シティ)
- 15番:アルトゥール・ジアス(アトレチコ・パラナエンセ)
- 16番:マウロ・ジュニオール(PSV)
- 24番:ジャイール(ノッティンガム・フォレスト)
ミッドフィルダー
- 5番:ダニーロ・サントス(ボタフォゴ)
- 8番:ブルーノ・ギマランイス(アーセナル)
- 17番:ブレーノ・ビドン(コリンチャンス)
- 18番:ドウグラス・ルイス(ユベントス)
- 20番:マテウス・マルチネッリ(フルミネンセ)
- 21番:アンドレイ・サントス(マンチェスター・ユナイテッド)
- 25番:ガブリエウ・ボンテンポ(サントス)
フォワード
- 7番:ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
- 9番:エンドリッキ(レアル・マドリード)
- 10番:ラフィーニャ(バルセロナ)
- 11番:エステヴァン(チェルシー)
- 19番:ペドロ(フラメンゴ)
- 22番:サムエウ・リーノ(フラメンゴ)
- 26番:ラヤン(ボーンマス)
ラフィーニャはインド戦前に負傷離脱しましたが、CBFは代わりの選手を追加招集しませんでした。そのため、招集リストに名前があることと、各試合に出場できることは別の問題です。上記は9月の招集を基準にした背番号・所属クラブの整理であり、11月の招集リストを確定するものではありません。
背番号の変化も注目点です。W杯2026ではネイマールが10番、マテウス・クーニャが9番、ラフィーニャが11番を着用しましたが、W杯後の親善試合ではラフィーニャが10番、エンドリッキが9番、エステヴァンが11番を着用しました。背番号だけでポジションや序列を判断するのではなく、実際の先発発表とセットで見ることが大切です。
【直近3試合で検証】ブラジル代表フォーメーションとスタメンの変化
ブラジル代表のフォーメーションは、W杯での勝利を目指す布陣から、次のW杯に向けて選手層を広げる布陣へと変化しています。実際の試合を比較すると、アンチェロッティ監督が固定メンバーに頼り切らず、若手の適性を確認していることが分かります。
| 試合・日付 | 結果 | 実際の先発メンバー・布陣 | 起用のポイント |
|---|---|---|---|
| W杯ラウンド32・6月29日(現地時間)日本戦 | ブラジル 2-1 日本 | アリソン、ガブリエウ・マガリャンイス、マルキーニョス、ダニーロ、ドウグラス・サントス、カゼミーロ、ブルーノ・ギマランイス、ルーカス・パケタ、ヴィニシウス、マテウス・クーニャ、ラヤン。基本形は4-3-3。 | 経験豊富な中盤とヴィニシウスの突破力を軸に、日本の守備を攻略。 |
| 親善試合・9月25日オーストラリア戦 | 1-1 | ウーゴ・ソウザ、マテウジーニョ、マルキーニョス、ヴィトール・レイス、ドウグラス・サントス、ダニーロ・サントス、ブルーノ・ギマランイス、ラフィーニャ、エステヴァン、エンドリッキ、ヴィニシウス。 | マテウジーニョとヴィトール・レイスがA代表デビュー。ラヤンが途中出場から同点ゴール。 |
| 親善試合・10月3日インド戦 | 4-0 | ペドロ・モリスコ、マテウジーニョ、マルキーニョス、アルトゥール・ジアス、ドウグラス・サントス、ダニーロ・サントス、アンドレイ・サントス、ガブリエウ・ボンテンポ、エステヴァン、ペドロ、ヴィニシウス。基本形は4-3-3。 | 若手を複数先発させ、ペドロ・モリスコとアルトゥール・ジアスにも経験を積ませた。 |
※W杯の試合結果・先発は日本サッカー協会(JFA)の試合記録、親善試合の結果・招集情報はCBFの発表および試合当日の報道に基づいています。
9月29日のオーストラリアとの再戦では、アンチェロッティ監督は初戦から7人を変更。ヴァンデルソン、ガブリエウ・マガリャンイス、ジャイール、マウロ・ジュニオール、ガブリエウ・ボンテンポ、ラヤンらを起用し、ブラジルが4-2で勝利しました。得点者はヴァンデルソン、ラフィーニャ、ブルーノ・ギマランイス、ヴィニシウス・ジュニオールです。
この3試合から読み取れるのは、ブラジル代表のスタメンが固定された状態ではないということです。マルキーニョスやヴィニシウスのように継続して起用される選手がいる一方、GKや最終ライン、中盤では複数の選手を試しています。2025-2026年のフォーメーションをひとつの図だけで理解するよりも、試合ごとの先発と交代を追う方が、監督の狙いを把握しやすくなります。
【ブラジル代表スタメン予想】11月の日本代表戦は4-3-3が有力
次の大きな注目試合は、2026年11月14日にシンガポールで予定されている日本代表との親善試合です。CBFは10月29日に招集メンバーを発表すると告知しています。10月25日時点では新しい招集リストも正式なスタメンも発表されていないため、以下は9月の招集メンバーと直近の起用実績をもとにした暫定予想です。
予想フォーメーション:4-3-3
GKウーゴ・ソウザ
ドウグラス・サントス
左SBガブリエウ
CBマルキーニョス
CBヴァンデルソン
右SBアンドレイ・サントス
中盤ブルーノ・ギマランイス
中盤マテウス・マルチネッリ
中盤ヴィニシウス
左WGラヤン
CF候補ラフィーニャ
右WG候補
編集部予想。公式スタメンではありません。ラフィーニャの招集・コンディションや10月29日の発表によって変更される可能性があります。
この予想では、W杯後も起用されてきたヴィニシウスとマルキーニョスを軸に、アンドレイ・サントスやマテウス・マルチネッリらを組み合わせました。ラフィーニャが復帰できない場合、エステヴァンを右サイドで起用する選択肢も考えられます。前線中央では、ラヤンに加えてエンドリッキやペドロが競争相手となります。
ただし、日本戦の先発を考える際は、W杯のスタメンをそのまま再現すると決めつけないことが大切です。9月から10月にかけての親善試合では、アンチェロッティ監督が選手を入れ替えながら評価を進めていました。11月の試合でも、勝利だけでなく選手の組み合わせや連係を確認する狙いがあると考えられます。
【ブラジル代表の注目選手】日本戦の勝敗を左右する4つのポイント
ブラジル代表の強さは、個人技に優れた選手が多いことだけではありません。サイドの突破、中央でのボール保持、守備から攻撃への切り替えを組み合わせられる点にあります。W杯後の新チームでは、従来の主力と若手がどう役割を分担するかが焦点です。
1.ヴィニシウス・ジュニオールの突破力
レアル・マドリードでプレーするヴィニシウスは、左サイドから相手の守備ラインを崩す役割を担います。W杯の日本戦でも先発し、ブラジルの攻撃の中心となりました。日本がサイドの守備を厚くすれば、中央や逆サイドにスペースが生まれるため、周囲の選手の動きも重要になります。
2.マルキーニョスを中心とする守備の安定
マルキーニョスはW杯後の親善試合でも継続して起用され、経験の浅い選手を含む守備陣を支えています。日本の素早いパス交換や前線からのプレスに対し、ブラジルが落ち着いてボールを保持できるかどうかは、センターバックと中盤の連係に左右されます。
3.エステヴァン、ラヤンら若手の成長
エステヴァンはオーストラリア戦とインド戦で先発し、インド戦では得点も記録しました。ラヤンもW杯で日本戦の先発を経験し、W杯後のオーストラリア戦でもゴールを挙げています。こうした若手が先発の座を争うことで、ブラジル代表の攻撃は従来のスター選手だけに依存しない形へと変化しています。
4.中盤の構成とボール奪取
ブルーノ・ギマランイス、アンドレイ・サントス、ダニーロ・サントスらは、中盤の強度や配球を支える選手です。相手にボールを持たれたときにどこで奪い返すか、奪ったあとに誰へパスをつなぐかによって、ブラジルの攻撃の質は大きく変わります。日本戦では、個々の技術だけでなく中盤の連係が重要な見どころになります。
歴代のブラジル代表スタメンを振り返ると、2002年大会のロナウド、リバウド、ロナウジーニョらを擁した攻撃陣や、ネイマールを中心に据えた時代など、スター選手の個性を生かすチームづくりが特徴でした。2026年のチームは、その伝統を引き継ぎながら、ヴィニシウスらの経験者と新世代の選手を組み合わせ、次の大会を見据えた競争を進めています。
【ブラジル代表スタメン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ブラジル代表の現在のスタメンは誰ですか?
A1:2026年10月25日時点で直近の実際の先発は、10月3日のインド戦に出場したペドロ・モリスコ、マテウジーニョ、マルキーニョス、アルトゥール・ジアス、ドウグラス・サントス、ダニーロ・サントス、アンドレイ・サントス、ガブリエウ・ボンテンポ、エステヴァン、ペドロ、ヴィニシウス・ジュニオールです。次の日本戦のスタメンはまだ発表されていません。
Q2:ブラジル代表の背番号10番は誰ですか?
A2:9月のオーストラリア戦・インド戦に向けた背番号ではラフィーニャが10番です。W杯2026ではネイマールが10番を着用していました。背番号は大会や試合ごとの登録によって変わる場合があります。
Q3:ブラジル代表と日本代表はW杯2026で対戦しましたか?
A3:対戦しました。日本時間2026年6月30日(現地時間6月29日)のラウンド32で、ブラジルが日本に2-1で勝利しました。日本は前半に佐野海舟が先制しましたが、後半にカゼミーロとガブリエウ・マルティネッリが得点しています。両代表は11月14日にシンガポールで再び対戦する予定です。
Q4:ブラジル代表の次の招集メンバーはいつ発表されますか?
A4:CBFの発表によると、2026年10月29日に日本代表戦とシンガポール代表戦に向けた招集メンバーが発表される予定です。正式なメンバーとスタメンは、発表後に確認する必要があります。
まとめ:ブラジル代表スタメンはW杯後の世代交代に注目
2026年10月25日時点のブラジル代表は、W杯で起用された主力選手を土台にしながら、若手を積極的に試す段階にあります。直近のインド戦では4-3-3を基本とした布陣で4-0の勝利を収め、エステヴァンやペドロらが結果を残しました。一方、オーストラリア戦では複数の先発変更が行われており、現時点で不動のスタメンが確立したとはいえません。
次の日本代表戦を予想するなら、ヴィニシウス、マルキーニョス、ブルーノ・ギマランイスらの経験者に、エステヴァン、ラヤン、アンドレイ・サントスらの若手がどう組み合わされるかが判断材料になります。W杯のスタメン、9月以降の招集メンバー、直近の試合で実際に起用された選手を分けて確認することが、最新情報を見誤らないためのポイントです。
まずは10月29日のCBFによる招集発表に注目し、その後の練習・試合前の公式スタメン発表で最終確認するのが確実です。ブラジル代表の現在地を知るには、背番号やスター選手の名前だけでなく、若手の起用状況とフォーメーションの変化を追うことが欠かせない。