ホーム アイドル・グラビア 「ホロライブ中国人」とは誰?CNメンバー一覧・台湾発言騒動・撤退の真相を2026年最新解説

「ホロライブ中国人」とは誰?CNメンバー一覧・台湾発言騒動・撤退の真相を2026年最新解説

天音 栞 天音 栞 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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「ホロライブ中国人」と検索すると、かつて中国向けに活動していたVTuberグループ「HololiveCN(ホロライブ中国)」や、2020年に発生した桐生ココ・赤井はあとの台湾発言騒動、中国市場からの事実上の撤退といった話題が見つかります。しかし、HololiveCNとは具体的にどのようなグループだったのでしょうか。所属していたメンバーは誰で、なぜ全員が卒業することになったのでしょうか。

ホロライブ中国は、2019年に中国向けの活動を本格化させ、6人のVTuberが所属した海外展開の一部です。2020年9月の台湾発言騒動を境に、中国の動画配信プラットフォームbilibiliをめぐる問題や運営への批判が拡大し、同年11月には所属メンバー全員の卒業が発表されました。一方、2023年以降は中国向けの公式コンテンツ発信やイベント展開にも動きが見られます。2026年現在の状況も含め、経緯を整理します。

【基礎知識】「ホロライブ中国人」とは何を指す?HololiveCNの概要

ホロライブ中国人

「ホロライブ中国人」という検索語が指す中心的な対象は、ホロライブプロダクションが中国市場向けに展開していた「ホロライブ中国」、英語表記の「HololiveCN」です。

運営元は、VTuber事務所ホロライブプロダクションを手がけるカバー株式会社です。HololiveCNは、中国語圏の視聴者に向けた活動を主な目的とし、中国の大手動画配信プラットフォームbilibiliを活動の中心としていました。

中国向けの活動では、日本国内のホロライブメンバーが展開していたYouTube中心の活動とは異なり、現地の配信環境や視聴者コミュニティへの対応が大きな意味を持っていました。HololiveCNは、ホロライブの海外展開における地域別グループの一つだったのです。

ここで注意したいのは、「ホロライブ中国人」という表現と、HololiveCNという組織名は同じ意味ではないという点です。前者は検索上の呼び方であり、後者は当時存在したグループを指します。また、ホロライブに所属する中国語圏のファンや、ほかの海外グループのメンバーまで、すべてHololiveCNに含まれるわけではありません。

HololiveCNは2019年9月27日に一期生の夜霧がデビューしたことを一つの節目として活動を開始しました。2020年3月には二期生の活動も始まりましたが、同年秋に大きな騒動が起こり、年末までに所属メンバー全員が卒業することになります。

【メンバー一覧】HololiveCN歴代メンバー6人の名前と卒業時期

HololiveCNには一期生3人、二期生3人の計6人が所属していました。日本語での呼称には表記の揺れがあるため、以下では当時の公式発表で使用された中国語名と英語表記を中心に整理します。

一期生:夜霧・Civia・Spade Echo

  • 夜霧(Yogiri):2019年9月27日に初配信を行った一期生。HololiveCNの活動開始を象徴するメンバーです。
  • 希薇娅(Civia):英語表記はCivia。2020年11月18日に卒業しました。
  • 黒桃影(Spade Echo):英語表記はSpade Echo。2020年11月21日に卒業しました。

一期生は2019年から中国向けの配信活動を展開しました。YouTubeを中心に活動する日本のホロライブメンバーとは異なる環境で、中国語圏のファンとの接点を築いていたことが特徴です。

二期生:Doris・Artia・Rosalyn

  • 朵莉丝(Doris):英語表記はDoris。2020年12月26日に卒業しました。
  • 阿媂娅(Artia):英語表記はArtia。卒業日は当初の予定から変更され、2020年11月19日となりました。
  • 罗莎琳(Rosalyn):英語表記はRosalyn。2020年12月27日に卒業しました。

二期生の3人は2020年3月にデビューが発表されたメンバーです。活動期間は長くありませんでしたが、一期生とともにHololiveCNを構成していました。

卒業日については、カバー株式会社が2020年11月12日に5人の卒業を発表し、同16日にSpade Echoの卒業とArtiaの卒業日の変更を追加発表しています。この2回の公式発表を合わせると、6人全員の卒業日が明らかになります。

【時系列】2019年9月の始動から2020年のHololiveCN解散まで

HololiveCNの歴史を理解するうえで重要なのは、グループの始動、台湾発言騒動、全員の卒業発表を区別することです。これらは関連していますが、同じ出来事ではありません。

時期 出来事 経緯・意味
2019年9月27日 夜霧がデビュー 中国向けに活動するHololiveCN一期生の始動を象徴する出来事。
2020年3月 二期生の活動開始 Doris、Artia、Rosalynが加わり、6人体制となる。
2020年9月24~25日 赤井はあと・桐生ココの配信 YouTubeの視聴者データに台湾が表示されたことをきっかけに、中国語圏で批判が拡大。
2020年9月27日 カバーが活動自粛を発表 両名に3週間の活動自粛措置を実施すると発表。
2020年9月30日 運営会社が追加説明 日本向けと中国向けの声明に齟齬が生じた経緯について説明。
2020年11月12日 5人の卒業を発表 Civia、Artia、Yogiri、Doris、Rosalynの卒業予定日を公表。
2020年11月16日 全6人の卒業が確定 Spade Echoの卒業を追加発表し、Artiaの卒業日も変更。
2020年11~12月 メンバーが順次卒業 11月18日から12月27日にかけて卒業が予定された。
2023年以降 中国向けの公式発信に動き bilibiliの公式チャンネル更新やイベント参加など、新たな展開が見られる。

「2019年9月のホロライブ中国騒動」という検索語には注意が必要です。2019年9月末は、公式記録では夜霧のデビューなど、中国向け活動の立ち上がりに当たる時期です。一方、桐生ココと赤井はあとの台湾発言をめぐる大規模な騒動は2020年9月に発生しました。両者を混同すると、HololiveCNが短期間で活動を終えた経緯を正しく理解できません。

また、カバー株式会社の公式発表から読み取れるのは、2020年11月に所属メンバーの卒業が順次発表されたという事実です。「解散」という言葉はグループの活動終了を説明する際に使われますが、運営がいつ、どのような文言で解散を宣言したのかという点と、全員の卒業によってグループが実質的に終了したことは分けて捉える必要があります。

【炎上の真相】桐生ココ・赤井はあとの台湾発言で何が起きた?

HololiveCNの歴史を語る際に避けて通れないのが、2020年9月の台湾発言騒動です。日本のVTuber事務所による海外展開、配信プラットフォームの事情、台湾をめぐる政治的対立が重なり、単なる配信上のトラブルを超える問題へと発展しました。

発端はYouTubeの視聴者データ

2020年9月24日、赤井はあとは自身のYouTube配信でチャンネルの視聴者データを取り上げました。翌25日には桐生ココも配信で視聴者の地域・国別データを紹介し、その画面に台湾が表示されました。

このデータ表示が、中国本土の一部視聴者から問題視されます。中国政府が掲げる「一つの中国」の立場では台湾の扱いが極めて政治的に敏感な問題であるため、台湾を中国とは別の項目として示したことが批判の対象になりました。

当時の台湾メディアやITmedia NEWSなどの報道によると、批判はbilibili上のホロライブ関連チャンネルやSNSにも広がりました。両名の配信は中国向けの活動環境にも影響し、bilibiliでの配信権限が停止される事態となりました。

カバー株式会社は3週間の活動自粛を発表

カバー株式会社は2020年9月27日、両名に対する3週間の活動自粛措置を発表しました。日本向けの公式説明では、YouTubeチャンネルの統計データを無許諾で使用したことや、一部地域の視聴者への配慮に欠ける言動が問題として挙げられました。

会社側は、本人たちが意図的に問題を起こしたわけではないとの説明も行っています。つまり、公式発表上の処分理由には、データの取り扱いと地域への配慮という複数の要素が含まれていました。

日本向けと中国向けの声明の違いが、さらに批判を招いた

騒動が拡大したもう一つの理由は、カバーが日本向けと中国向けに公表した声明の内容に違いがあったことです。中国向けの声明では、中国の主権と領土保全を尊重し、「一つの中国」の原則を支持するという趣旨が示されました。一方、日本向けの説明では同じ表現が使われておらず、運営会社の姿勢をめぐって新たな議論が起きました。

カバー株式会社は2020年9月30日、公式サイトで追加説明を公表しました。同社は、日本向けと中国向けの説明に齟齬があったことを認め、混乱を招いたとして謝罪しています。中国現地の協力会社と声明を検討した経緯や、タレントと社員の安全を守るために迅速な対応を判断したことも説明しました。

この経緯から分かるのは、騒動が台湾という言葉の使用だけで終わらなかったことです。配信者の発言、企業の危機対応、異なる市場に向けた説明の整合性が同時に問われたため、ファンの間でも運営への批判が広がりました。

【撤退理由】なぜホロライブプロダクションは中国市場から離れたのか

HololiveCNの活動終了と中国市場からの事実上の撤退には、2020年9月の騒動が大きく関係しています。ただし、全員の卒業を台湾発言騒動だけで説明するのは正確ではありません。公式発表で明らかにされた事実と、その前後の事業環境を分けて考える必要があります。

1.中国向け活動を続けるうえでのリスクが顕在化した

中国市場では、政治的に敏感なテーマや表現が配信者の活動に直接影響する可能性があります。台湾発言騒動では、視聴者データの紹介が大きな批判につながり、配信権限の停止や公式声明の公表にまで発展しました。

VTuberの活動は、配信プラットフォーム、ファンコミュニティ、運営会社のサポートがそろって成立します。特定の市場で活動を継続するために必要な条件が不安定になれば、タレントの安全確保や安定的な事業運営にも影響します。

2.全6人の卒業が発表され、グループの継続が難しくなった

2020年11月12日、カバー株式会社はHololiveCNの5人の卒業を発表しました。さらに同16日にはSpade Echoの卒業も発表され、所属する6人全員がグループを離れることになりました。

この一連の発表により、HololiveCNは2020年末までに実質的に活動を終了しました。当時の報道では中国市場からの撤退と受け止められましたが、公式の卒業告知と、会社が中国市場での事業終了をどのように位置づけたかは、厳密には別の論点です。

3.運営会社は海外展開そのものを断念したわけではない

2020年11月16日には、カバー株式会社代表取締役の谷郷元昭氏も中国事業について言及しました。当時の説明では、海外事業はまだ十分な採算が取れる状況ではないとしつつ、VTuber文化を世界に広げるため、運営体制を強化して海外展開を続ける考えが示されました。

同時に、国境を越えた事業展開では、進出先の地域に住む人々の感情や文化的背景に配慮する必要性を痛感したという趣旨も述べられています。この説明からは、問題が中国向け活動だけでなく、海外事業全体のリスク管理にも関わっていたことがうかがえます。

したがって、ホロライブ中国撤退の理由を理解する際には、台湾発言騒動を重要な転機としながら、プラットフォーム依存、政治的なリスク、企業の危機対応、事業採算性という複数の要素を考慮することが大切です。運営会社が公表した説明と、外部からの分析を同一視しないことも大切です。

【2026年最新】ホロライブ中国の現在と再進出の可能性

2026年現在、かつてのHololiveCNと、ホロライブプロダクション全体の中国向け活動は区別して考える必要があります。HololiveCNは2020年に全員の卒業によって活動を終えましたが、それはホロライブの中国語圏におけるすべての活動が永久に消滅したことを意味するわけではありません。

2023年以降、bilibiliでの公式発信やイベント展開に動き

台湾メディアの4Gamersなどは、2023年8月にホロライブのbilibili公式チャンネルが約3年ぶりに動画を更新したと報じました。2024年には、ホロライブ所属タレントがbilibili関連イベントに参加する動きも見られました。

さらに2026年6月には、ホロライブの公式アカウントがBilibili World 2026への出展を告知しました。告知では、7月10日から12日までの公式ブース、中国限定の公式グッズ、hololive Indonesiaのメンバーによる特別ステージが案内されています。

こうした動きは、中国向けの公式コンテンツ発信や商品・イベント展開が行われていることを示しています。ただし、公式チャンネルの更新やイベント参加は、HololiveCNという専属グループの復活とは異なります。

HololiveCNの復活は発表されている?

2026年10月時点で、HololiveCNの再結成や旧メンバー6人の再集合、新しい中国専属メンバーのデビューを告げる公式発表はありません。中国向けのイベントや公式グッズの展開があっても、それだけで旧グループが復活したと判断することはできません。

今後の動向を見る際は、カバー株式会社やホロライブプロダクションによる公式発表で、専属グループの設立、メンバー募集、継続的な配信活動などが明示されているかどうかが判断材料になります。

ネット上で混同されやすい3つのポイント

  • 「ホロライブ中国人=中国籍のホロライブメンバー全員」ではない:検索語としては、旧グループHololiveCNを指して使われることが多くあります。
  • 「台湾発言騒動=HololiveCNの公式発表による解散理由」とは限らない:騒動と全員の卒業には時間的・事業的な関連がありますが、卒業告知そのものが単一の原因を詳細に説明したわけではありません。
  • 「中国向けの活動再開=HololiveCN復活」ではない:公式チャンネルの更新やイベントへの参加と、専属グループの再結成は別の事柄です。

これらを区別すれば、過去の騒動をめぐる噂や、現在の中国向け展開に関する情報を整理しやすくなります。

【ホロライブ中国人】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ホロライブ中国人と呼ばれるメンバーは誰ですか?
A1:主に、旧グループHololiveCNに所属していた夜霧(Yogiri)、Civia、Spade Echo、Doris、Artia、Rosalynの6人を指します。日本語の検索語としての「ホロライブ中国人」と、正式なグループ名であるHololiveCNは区別して考える必要があります。

Q2:ホロライブCNが解散したのはなぜですか?
A2:2020年9月の桐生ココ・赤井はあとの台湾発言騒動が重要な転機となり、中国向け活動をめぐる問題が深刻化しました。同年11月には所属6人全員の卒業が発表され、グループは実質的に活動を終了しました。ただし、公式の卒業告知がすべての背景を単一の理由にまとめて説明したわけではありません。

Q3:2026年現在、ホロライブは中国で活動していますか?
A3:中国向けの公式チャンネルでの発信やイベント・商品展開は見られます。2026年にはBilibili World 2026への出展も公式に告知されました。一方、HololiveCNの復活や旧メンバー6人の再集合が公式発表されたわけではありません。

まとめ:ホロライブ中国の歴史から読み解く2026年の現在地

「ホロライブ中国人」という検索語の中心にあるのは、2019年に始動した中国向けVTuberグループHololiveCNです。夜霧、Civia、Spade Echo、Doris、Artia、Rosalynの6人が所属していましたが、2020年9月の台湾発言騒動を境に、中国向け活動をめぐる問題が拡大し、同年11月に全員の卒業が発表されました。

この出来事は、VTuberの海外展開が、配信プラットフォームとの関係、政治的・文化的な背景、運営会社の危機対応、タレントの安全確保と密接に結びついていることを示しています。台湾発言騒動だけを唯一の原因と断定せず、公式発表と当時の報道を合わせて読むことが、経緯を理解するうえで欠かせない。

2026年現在は、中国向けの公式発信やイベント展開に新たな動きがある一方、HololiveCNそのものの復活は発表されていません。過去のグループの活動終了と、ホロライブ全体の中国向け事業の動向を分けて捉えることが、最新情報を正確に理解するためのポイントです。

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アイドルと音楽の話題を追うライター。レーベル公式のリリース情報とライブ告知を確認し、公演日程は公式表記のまま掲載します。

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