国立競技場ライブ歴代を振り返ると、SMAPや嵐、L'Arc〜en〜Cielが築いた旧国立競技場の伝説から、矢沢永吉、Ado、Snow Man、Mrs. GREEN APPLEらが新たな歴史を刻んだ時代まで、会場の役割とライブの規模が大きく変化してきたことがわかります。2026年にはMUFG STADIUM(国立競技場)でMrs. GREEN APPLEの4日間公演、TWICEの3日間公演、Stray Kidsの2日間公演などが実現しました。
ただし、国立競技場のライブ歴代一覧を調べる際には、旧国立と新国立の区別だけでなく、無観客で収録・配信された公演と、観客を入れた有観客ライブを分けて考える必要があります。日本スポーツ振興センターの施設資料、各アーティストの公式公演情報、主催者の発表をもとに、2026年10月27日時点の開催日・公演数・座席数・動員数の見方まで整理します。
【先に結論】国立競技場ライブ歴代の全体像と初開催の記録

国立競技場ライブ歴代を理解するうえで、最初に押さえたいのが旧国立競技場と新国立競技場の違いです。現在の国立競技場は旧施設を建て替えたもので、同じ場所にあるからといって、すべての公演を同じ施設の実績として扱うことはできません。
旧国立競技場では、2005年9月3日にSMAPのコンサートが開催されました。日本スポーツ振興センターの国立競技場略年表でも、SMAPは単独アーティストとして初めてコンサートを行った存在として記録されています。
一方、新国立競技場で最初に注目を集めた音楽公演は、2020年の嵐「アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM」です。ただし、この公演は事前収録による無観客公演であり、会場に観客を入れたライブではありません。
新国立競技場で初めて有観客ライブを開催したアーティストは、2022年の矢沢永吉です。デビュー50周年を記念する「EIKICHI YAZAWA 50th ANNIVERSARY TOUR『MY WAY』」が8月27日、28日の2日間にわたって行われました。
つまり、歴代ライブの「初開催」には、少なくとも次の3つの区分があります。
- 旧国立競技場で初めて単独アーティストのコンサートを開催:2005年のSMAP
- 新国立競技場で行われた無観客の音楽公演:2020年の嵐
- 新国立競技場で初めて開催された有観客ライブ:2022年の矢沢永吉
この区別を理解すると、検索結果によって「国立競技場初のライブ」が2005年、2020年、2022年と異なる理由も明確になります。それぞれが指している施設と開催条件が違うためです。
【旧国立競技場の歴代ライブ】SMAPから嵐、L'Arc〜en〜Cielまで
旧国立競技場のライブ史は、SMAPの公演から始まり、DREAMS COME TRUE、嵐、L'Arc〜en〜Ciel、ももいろクローバーZ、AKB48へと広がりました。現在のように大規模スタジアムライブが多く開催されていたわけではなく、限られたアーティストが歴史的な舞台に立つ構図が特徴でした。
SMAPが2005年・2006年に開いた先駆けの舞台
SMAPは2005年9月3日・4日に「SMAPとイク? SMAP SAMPLE TOUR FOR 62 DAYS」を開催。翌2006年9月9日・10日にも「Pop up! SMAP―飛びます!トビだす!とびスマ?TOUR」の公演を行いました。
当時の国立競技場は、陸上競技やサッカーなどのスポーツを中心とする施設でした。そこで大規模な音楽コンサートが開催されたことは、スタジアムを音楽エンターテインメントの舞台として活用する歴史の出発点になりました。
DREAMS COME TRUEが2007年に続いた
2007年9月22日・23日には、DREAMS COME TRUEが「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」を開催しました。
音楽と演出を組み合わせた大規模なステージは、国立競技場が単に観客を収容するだけの場所ではなく、アーティストの世界観を表現する会場としても活用できることを示しました。
嵐は2008年から2013年まで毎年公演
旧国立競技場のライブ史で、とりわけ存在感が大きいのが嵐です。2008年の初公演から2013年まで、6年連続で国立競技場を舞台にコンサートを開催しました。
主な公演は「ARASHI AROUND ASIA 2008」「ARASHI Anniversary Tour 5×10」「ARASHI 10-11 TOUR “Scene”〜君と僕の見ている風景〜」、そして2012年・2013年の「アラフェス」です。
複数日にわたる開催に加え、2010年には8月と9月に公演日が設けられました。大規模なステージや花道を使った演出も知られ、国立競技場ライブの歴代公演を語るうえで欠かせない存在となっています。
L'Arc〜en〜Cielと2014年のフィナーレ
L'Arc〜en〜Cielは2012年5月26日・27日に「20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL」を開催し、2014年3月21日・22日にも「LIVE 2014 at 国立競技場」を行いました。
2014年3月には、ももいろクローバーZが15日・16日に「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会」を開催。29日にはAKB48の単独コンサートも行われました。
2014年は旧国立競技場の解体を前に、複数のアーティストが公演を実施した特別な年です。現在の国立競技場へと歴史が引き継がれる前に、旧施設のライブ史を彩る顔ぶれがそろいました。
【新国立競技場の歴代ライブ】無観客配信から2026年のMUFG STADIUMへ
新国立競技場は2019年11月30日に竣工しました。旧施設の歴史を引き継ぎながら、スポーツだけでなく音楽や文化イベントにも活用される大型施設として整備されています。
2020年の嵐は無観客・事前収録公演
2020年11月3日に配信された「アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM」は、嵐の国立競技場公演の歴史を新施設へとつないだ重要なイベントです。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、観客を入れずに事前収録する形式が採用されました。
そのため、ライブの映像を視聴したファンの数と、会場に入場した観客の数は同じ意味を持ちません。配信公演としての実績はあっても、有観客ライブの動員数には加算できないという違いがあります。
2022年の矢沢永吉「MY WAY」が有観客ライブの歴史を開く
2022年8月27日・28日には、矢沢永吉がデビュー50周年記念ツアー「MY WAY」を開催しました。矢沢永吉の公式サイトおよびユニバーサル ミュージックのアーティスト紹介でも、新国立競技場で初めて行われた有観客ライブとして紹介されています。
2日目の8月28日公演にはB'zの松本孝弘と稲葉浩志がゲスト出演し、初日の8月27日にはMISIAとの共演も実現しました。50周年という節目と会場の歴史的な位置づけが重なった公演です。
2023年のめいちゃん、2024年のAdoへ
2023年4月29日には、めいちゃんの無料配信ライブ「追い風」が行われました。これも無観客配信型の音楽イベントとして、有観客ライブとは別の区分で理解する必要があります。
2024年4月27日・28日には、Adoが「Ado SPECIAL LIVE 2024『心臓』」を開催。日本スポーツ振興センターのイベント情報にも両日程が掲載されており、新国立競技場での有観客公演の歴史に加わりました。
2025年のSnow Man「Snow World」
2025年4月19日・20日には、Snow Manが「Snow Man 1st Stadium Live〜Snow World〜」を開催しました。STARTO ENTERTAINMENTの公式公演情報でも、国立競技場での2日間の日程が確認できます。
スタジアム公演を通じて、ドーム公演とは異なる大規模な空間でファンと時間を共有する機会が生まれました。Snow Manの公演は、旧国立時代から続く歴代ライブの系譜に新しい世代のアーティストが加わった事例です。
2026年から「MUFG STADIUM」の呼称が始まる
2026年1月1日から、国立競技場はネーミングライツによる呼称「MUFGスタジアム」を使用しています。運営事業者のジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメントと三菱UFJフィナンシャル・グループの発表によるもので、契約期間は2030年12月31日までの5年間です。
ただし、施設の正式名称そのものが変更されたわけではありません。正式名称は引き続き「国立競技場」であり、MUFGスタジアムは新たに導入された呼称です。過去の公演を調べる際は、「国立競技場」「新国立競技場」「MUFGスタジアム」という表記の違いに注意すると、情報を整理しやすくなります。
【開催日・公演数を比較】国立競技場ライブ歴代アーティスト一覧
ここでは、旧国立競技場と新国立競技場の主な単独公演・音楽イベントを開催日順に整理します。2026年については、10月27日までに公式公演情報や主催者発表で開催が確認できる日程を掲載しています。
| 区分・年 | 開催日 | アーティスト・公演名 | 公演のポイント |
|---|---|---|---|
| 旧国立・2005年 | 9月3日・4日 | SMAP「SMAP SAMPLE TOUR FOR 62 DAYS」 | 単独アーティストによる初のコンサート |
| 旧国立・2006年 | 9月9日・10日 | SMAP「Pop up! SMAP」 | 2年連続の開催 |
| 旧国立・2007年 | 9月22日・23日 | DREAMS COME TRUE「WONDERLAND 2007」 | 大規模な音楽イベント |
| 旧国立・2008年 | 9月5日・6日 | 嵐「ARASHI AROUND ASIA 2008」 | 嵐の国立公演がスタート |
| 旧国立・2009年 | 8月28日~30日 | 嵐「ARASHI Anniversary Tour 5×10」 | 3日間公演 |
| 旧国立・2010年 | 8月21日・22日、9月3日・4日 | 嵐「ARASHI 10-11 TOUR」 | 同年に計4公演日 |
| 旧国立・2011年 | 9月3日・4日 | 嵐「ARASHI LIVE TOUR」 | 国立での連続開催が継続 |
| 旧国立・2012年 | 5月26日・27日 | L'Arc〜en〜Ciel「20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL」 | 2日間公演 |
| 旧国立・2012年 | 9月20日・21日 | 嵐「アラフェス NATIONAL STADIUM 2012」 | ファン参加型の公演企画 |
| 旧国立・2013年 | 9月21日・22日 | 嵐「アラフェス'13 NATIONAL STADIUM 2013」 | 旧国立での連続開催の節目 |
| 旧国立・2014年 | 3月15日・16日 | ももいろクローバーZ「ももクロ春の一大事2014」 | 旧施設の終盤を飾る公演 |
| 旧国立・2014年 | 3月21日・22日 | L'Arc〜en〜Ciel「LIVE 2014 at 国立競技場」 | 2度目の国立公演 |
| 旧国立・2014年 | 3月29日 | AKB48「単独 春コン in 国立競技場」 | 旧国立時代の主要ライブの一つ |
| 新国立・2020年 | 11月3日配信 | 嵐「アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM」 | 無観客・事前収録公演 |
| 新国立・2022年 | 8月27日・28日 | 矢沢永吉「MY WAY」 | 新国立で初の有観客ライブ |
| 新国立・2023年 | 4月29日 | めいちゃん「追い風」 | 無料配信ライブ |
| 新国立・2024年 | 4月27日・28日 | Ado「心臓」 | 2日間の有観客公演 |
| 新国立・2025年 | 4月19日・20日 | Snow Man「Snow World」 | 2日間のスタジアム公演 |
| MUFG・2026年 | 4月4日・5日 | ONE OK ROCK主催「THE MUSIC STADIUM 2026」 | 4日はUVERworld、5日はYOASOBIが出演 |
| MUFG・2026年 | 4月11日・12日 | 櫻坂46「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」 | 2日間の記念ライブ |
| MUFG・2026年 | 4月18日・19日、7月4日・5日 | Mrs. GREEN APPLE「ゼンジン未到とイ/ミュータブル〜間奏編〜」 | 計4公演日。7月公演はファンクラブ会員限定 |
| MUFG・2026年 | 4月25日・26日・28日 | TWICE「THIS IS FOR WORLD TOUR IN JAPAN」 | 3公演日 |
| MUFG・2026年 | 6月20日・21日 | =LOVE「Beyond "KYUN"」 | 2日間のスタジアムライブ |
| MUFG・2026年 | 8月29日・30日 | Stray Kids「World Tour <RUN IT JAPAN>」 | 海外男性アーティストとして初の同会場公演 |
表から読み取れる大きな変化は、旧国立競技場ではSMAPと嵐が歴史を切り開き、2014年の施設移行前に複数のアーティストが公演を行ったことです。新国立競技場では無観客配信から有観客ライブへと段階を踏み、2025年以降は複数のアーティストがスタジアム規模の公演を開催する流れが見られます。
2026年は、ここで取り上げた6つの主要な公演企画だけでも、合計15公演日が確認できます。特にMrs. GREEN APPLEの4公演日、TWICEの3公演日、Stray Kidsの2公演日は、2026年のMUFG STADIUMにおけるライブ史を特徴づける実績です。
なお、上の一覧は、開催日と公演形態を比較するための主要公演リストです。テレビ番組の収録、スポーツイベント内の演奏、開催中止となった公演などを含めるかどうかによって、歴代アーティストの総数は変わります。
【座席表・キャパ・動員数】国立競技場ライブで知っておきたい数字
国立競技場のライブを調べる読者にとって、座席表、キャパ、動員数は特に気になる情報です。ただし、スタジアムの公式収容人数と、音楽ライブで実際に販売できる座席数は同じではありません。
旧国立競技場と新国立競技場の収容人数
日本スポーツ振興センターの施設資料によると、旧国立競技場の観客席数は約5万4,000席でした。現在の国立競技場は、観客席数が67,750席と公表されています。車いす席は約500席で、スタンドは3層構造です。
単純比較では、新国立競技場の観客席数は旧施設より約1万3,750席多くなっています。ただし、これは施設の観客席数を比べた数字であり、ライブの動員数が必ず67,750人になるという意味ではありません。
ライブの座席表はアーティストごとに異なる
国立競技場には、陸上競技用のトラックと天然芝のフィールドがあります。ライブでは、このフィールドにアリーナ席やステージ、花道、機材エリアなどを設置するため、競技場本来の座席配置とは異なるレイアウトになります。
たとえば、ステージを一方向に設ける構成、フィールドを広く使う構成、複数のステージや花道を組み合わせる構成では、販売できる座席数も変わります。演出機材や安全上のスペース確保によって、スタンドの一部が販売対象外になる場合もあります。
そのため、過去の嵐やSMAPの座席表を見ても、Ado、Snow Man、Mrs. GREEN APPLEなどの公演にそのまま当てはめることはできません。座席の見え方を知りたい場合は、参加する公演の公式座席案内を優先するのが基本です。
動員数は「収容人数×公演日数」では算出できない
収容人数67,750席に公演日数を掛けても、実際の総動員数は求められません。公演ごとに販売席数、ステージ構成、販売制限、実際の入場者数が異なるためです。
たとえば、矢沢永吉の2022年公演については、開催概要に各日5万人の来場予定が記載されていました。一方、Mrs. GREEN APPLEの2026年4月18日公演については、公式ライブレポートで約7万人のファンが集まったと紹介されています。前者は予定人数、後者は公演当日の報告であり、数字の性質も区別する必要があります。
また、嵐の2020年公演やめいちゃんの2023年公演のような無観客配信は、現地の入場者数を基準とする動員数には含められません。配信視聴者数が公表されている場合も、現地動員数とは別の指標です。
【2026年最新の注目点】Mrs. GREEN APPLE、TWICE、Stray Kidsの記録
2026年の国立競技場ライブを語るうえで、特に注目したいのが、Mrs. GREEN APPLE、TWICE、Stray Kidsの公演です。いずれも複数日にわたるスタジアム公演であり、MUFG STADIUMの音楽イベントとしての存在感を高めました。
Mrs. GREEN APPLEは国立競技場で4公演日
Mrs. GREEN APPLEは「ゼンジン未到とイ/ミュータブル〜間奏編〜」で、2026年4月18日・19日と7月4日・5日の計4公演日を国立競技場で開催しました。4月の2公演に加え、7月の2公演はファンクラブ会員限定でした。
音楽ニュース各社や公式ライブレポートでは、国立競技場で4日間のライブを行うのは嵐以来、バンドとしては初めての実績と紹介されています。2026年の歴代ライブを調べるうえで、最も注目度の高い記録の一つです。
なお、同ツアーは大阪・ヤンマースタジアム長居でも2公演が行われました。国立競技場の公演日数を数える際には、大阪公演を含めないように注意しましょう。
TWICEは4月に3日間の公演
TWICEは「THIS IS FOR WORLD TOUR IN JAPAN」の追加公演として、2026年4月25日・26日・28日にMUFG STADIUMでライブを開催しました。TWICEの日本公式サイトでは、初のMUFG STADIUM公演として案内されています。
同じツアー名であっても、別会場での公演と国立競技場での公演は分けて集計する必要があります。国立競技場の歴代一覧では、会場名と日付を照合することが正確な公演数の把握につながります。
Stray Kidsは8月29日・30日に開催
Stray Kidsは2026年8月29日・30日に「Stray Kids World Tour <RUN IT JAPAN>」を開催しました。ソニーミュージックの公式発表では、海外男性アーティストとして初めてMUFG STADIUMで公演を行う実績として紹介されています。
この公演は、国立競技場が国内アーティストだけでなく、海外の大型アーティストのツアー会場としても活用されていることを示す事例です。
2026年はスタジアム公演の多様化が進んだ年
2026年には、4月4日・5日の「THE MUSIC STADIUM 2026」、櫻坂46の記念ライブ、Mrs. GREEN APPLE、TWICE、=LOVE、Stray Kidsの公演が続きました。単独公演だけでなく、複数のアーティストが出演する音楽イベントも開催されています。
ここで重要なのは、開催日数の多さだけではありません。共同開催、単独公演、ファンクラブ限定公演、海外アーティストのツアーなど、興行の形態が広がっている点です。旧国立時代の限られた開催実績と比較すると、会場の活用方法が変化していることがわかります。
【プロの結論】国立競技場ライブ歴代を正確に読み解く3つの基準
歴代ライブを比較する際には、アーティスト名や開催年だけでなく、記録の定義をそろえることが欠かせない。特に、初開催、公演数、動員数の3項目は混同されやすいため、次の基準で整理すると理解しやすくなります。
基準1:旧国立と新国立を分ける
SMAP、DREAMS COME TRUE、嵐、L'Arc〜en〜Cielなどが公演を行った旧国立競技場と、2019年竣工の新国立競技場は別の施設です。同じ「国立競技場」という名前でも、施設の時代を分けて記録することが歴代一覧の基本です。
基準2:無観客配信と有観客ライブを分ける
嵐の2020年公演は、音楽公演の歴史として重要である一方、無観客・事前収録という形式でした。2022年の矢沢永吉公演は、新国立競技場で初めて行われた有観客ライブです。公演の実施形態を分けることで、記録の意味が明確になります。
基準3:公演日数と動員数を分ける
「4日間開催」と「4公演」は、今回のように1日1公演であれば同じ日数を示しますが、会場の収容人数や総動員数とは別の情報です。動員数については、実際の入場者数を示す主催者発表なのか、開催前の予定人数なのか、配信視聴者数なのかを確認する必要があります。
また、単独公演だけを対象にするのか、共同開催の音楽イベントや無観客配信まで含めるのかによっても、歴代アーティストの総数は変わります。検索結果に掲載されている「歴代何組」という数字を比較するときは、対象範囲が一致しているかどうかが判断のポイントです。
【国立競技場ライブ歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:国立競技場で初めてライブを開催したアーティストは誰ですか?
A1:旧国立競技場で、単独アーティストとして初めてコンサートを開催したのはSMAPです。2005年9月3日・4日に公演を行いました。なお、新国立競技場では、2020年に嵐の無観客・事前収録公演が配信され、有観客ライブの初開催は2022年の矢沢永吉です。
Q2:嵐は国立競技場で何回ライブを開催しましたか?
A2:旧国立競技場では2008年から2013年まで6年連続で公演を行いました。加えて、2020年には新国立競技場で「アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM」の無観客・事前収録公演が配信されています。現地観客を入れた公演と配信公演を分けて数えることが大切です。
Q3:2026年の国立競技場ライブには誰が出演しましたか?
A3:主な公演には、ONE OK ROCK主催の「THE MUSIC STADIUM 2026」、櫻坂46、Mrs. GREEN APPLE、TWICE、=LOVE、Stray Kidsがあります。Mrs. GREEN APPLEは4月と7月に計4公演日、TWICEは4月に3公演日、Stray Kidsは8月29日・30日に2公演日を開催しました。
Q4:新国立競技場のキャパは何人ですか?
A4:日本スポーツ振興センターの施設概要では、観客席数は67,750席です。ただし、ライブの販売可能席数はステージや花道、機材配置などによって変わるため、67,750人が毎回のライブで入場できるわけではありません。
Q5:国立競技場ライブの座席表は毎回同じですか?
A5:同じではありません。アーティストごとにステージの位置や花道、アリーナ席の配置が異なります。過去の座席表は参考になりますが、実際に参加する公演の公式座席案内を確認することをおすすめします。
Q6:MUFG STADIUMと国立競技場は別の会場ですか?
A6:別の会場ではありません。MUFG STADIUMは、2026年1月1日から使用されている国立競技場の呼称です。施設の正式名称は引き続き国立競技場で、ネーミングライツの契約期間は2030年12月31日までです。
まとめ:国立競技場ライブ歴代から見える今後の動向
国立競技場ライブ歴代を振り返ると、2005年のSMAPから始まった旧国立競技場の音楽史は、嵐やL'Arc〜en〜Cielらの公演を経て、新国立競技場へと引き継がれました。2020年の嵐による無観客配信、2022年の矢沢永吉による初の有観客ライブ、2024年のAdo、2025年のSnow Manを経て、2026年には国内外のアーティストによる複数日公演が続いています。
2026年の注目記録は、Mrs. GREEN APPLEの4公演日、TWICEの3公演日、Stray Kidsの2公演日です。また、国立競技場がMUFG STADIUMという新しい呼称で運営されるようになったことも、施設の歴史における大きな変化です。
今後、国立競技場ライブの開催履歴を調べる際は、旧国立と新国立、無観客配信と有観客公演、公演日数と実動員数をそれぞれ分けて確認しましょう。会場の収容人数だけではわからないライブごとの特徴を把握することで、SMAPから2026年の最新公演まで続く歴史を、より正確に理解できます。