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東京マラソン結果2023を総まとめ!男女優勝タイムと日本人順位、公式記録訂正を徹底解説

新見 沙耶香 新見 沙耶香 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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2023年3月5日に開催された東京マラソン2023は、男子でエチオピアのデソ・ゲルミサが2時間5分22秒、女子でケニアのローズマリー・ワンジルが2時間16分28秒を記録し、男女ともに世界トップクラスの走りで優勝を飾りました。日本勢では、男子の山下一貴が7位、女子の松田瑞生が当初の発表で6位に入りました。

ただし、2026年に過去の大会結果を調べる際には、女子の順位に注意が必要です。2024年11月、アンチドーピング規則違反に伴ってツェハイ・ゲメチュの成績が取り消され、女子の公式リザルトが訂正されました。その結果、松田瑞生の順位は公式記録上で5位に繰り上がっています。ここでは、東京マラソン財団の公式大会記録・大会レポート、世界陸連(World Athletics)の結果情報などをもとに、男女の順位、優勝タイム、車いすマラソン、完走率、記録訂正の経緯を整理します。

【東京マラソン結果2023】男女の優勝タイムと大会概要

東京マラソン結果2023

東京マラソン2023は、東京都庁前をスタートし、東京駅前の行幸通りをフィニッシュ地点とする42.195kmのコースで開催されました。新型コロナウイルス禍で制限されていた定員が従来の規模に戻り、約3万8,000人のランナーが参加した大会です。

東京マラソン財団の大会レポートによると、スタート時は曇りで、気温8.5度、湿度48%。気温が大きく上がらず、マラソンを走るうえで比較的良好な気象条件でした。

エリートレースの男子は、デソ・ゲルミサとモハメド・エサによる接戦が最後まで続きました。女子ではローズマリー・ワンジルが序盤から速いペースを維持し、後半も失速せずにフィニッシュ。車いすマラソンでも男女ともに大会記録が更新され、見どころの多い一日となりました。

なお、以下の順位を確認する際は、2023年のレース当日に発表された結果と、後日訂正された公式記録を区別することが大切です。男子の主要順位に変更はありませんが、女子はゲメチュの失格に伴う順位変更が発生しています。

【男子結果・順位一覧】ゲルミサが優勝、山下一貴は日本人トップ7位

男子マラソンは、エチオピアのデソ・ゲルミサが2時間5分22秒で優勝しました。同タイムのモハメド・エサが2位、ツェガエ・ゲタウェウが2時間5分25秒で3位に入り、上位をエチオピア勢が占めました。

レースは30km以降にペースメーカーが離れ、先頭集団が互いの出方をうかがう展開に。37km付近からペースが上がり、集団は徐々に絞られました。終盤は数人による激しい先頭争いとなり、最後にゲルミサがエサを振り切っています。両者の公式タイムは同じ2時間5分22秒ですが、フィニッシュ順によってゲルミサが優勝者となりました。

日本勢の最高順位は、三菱重工所属の山下一貴。2時間5分51秒で全体7位に入りました。自身3度目のマラソンで、日本勢のトップとしてフィニッシュしただけでなく、日本歴代3位に相当する好記録を残しました。

8位にはJR東日本の其田健也が入り、記録は2時間5分59秒。日本勢で2人が2時間5分台をマークしたことは、この大会の男子レースを振り返るうえで要点です。

また、東京五輪男子マラソン6位で、前日本記録保持者でもあった大迫傑は2時間6分13秒の9位。国内でのマラソン出場は約1年7カ月ぶりで、パリ五輪代表選考会につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得しました。

男子の主な結果は次のとおりです。順位と記録は東京マラソン財団の大会レポートや大会結果資料などに基づいています。

種目・順位 選手 記録 ポイント
男子1位 デソ・ゲルミサ(エチオピア) 2時間5分22秒 優勝
男子2位 モハメド・エサ(エチオピア) 2時間5分22秒 優勝者と同タイム
男子3位 ツェガエ・ゲタウェウ(エチオピア) 2時間5分25秒 上位入賞
男子4位 タイタス・キプルト(ケニア) 2時間5分32秒 上位入賞
男子5位 キャメロン・レビンス(カナダ) 2時間5分36秒 北米記録を更新
男子6位 デメタドゥ・アバテ(エチオピア) 2時間5分38秒 上位入賞
男子7位 山下一貴(三菱重工) 2時間5分51秒 日本人トップ
男子8位 其田健也(JR東日本) 2時間5分59秒 日本勢2番手
男子9位 大迫傑(Nike) 2時間6分13秒 MGC出場権を獲得
女子1位 ローズマリー・ワンジル(ケニア) 2時間16分28秒 優勝
女子2位・当初 ツェハイ・ゲメチュ(エチオピア) 2時間16分56秒 後日、成績取り消し
女子2位・訂正後 アシェテ・ベケレ(エチオピア) 2時間19分11秒 当初3位
女子3位・訂正後 ウォルクネシュ・エデサ(エチオピア) 2時間20分13秒 当初4位
女子4位・訂正後 ベッツィ・サイナ(米国) 2時間21分40秒 当初5位
女子5位・訂正後 松田瑞生(ダイハツ) 2時間21分44秒 日本人トップ
女子6位・訂正後 細田あい(エディオン) 2時間22分08秒 日本勢上位
車いす男子1位 マルセル・フグ(スイス) 1時間20分57秒 大会新記録
車いす女子1位 マニュエラ・シャー(スイス) 1時間36分43秒 大会新記録

【女子結果・順位一覧】ワンジルが優勝、松田瑞生は訂正後5位

女子マラソンの優勝者は、ケニアのローズマリー・ワンジルです。記録は2時間16分28秒。当時の自己記録を1分32秒上回り、世界歴代6位に相当する好タイムで東京マラソンを制しました。

ワンジルはハーフ地点を1時間8分14秒で通過。後半もペースを落とさず、最後まで安定した走りを見せました。青森山田高校を経て実業団チームのスターツに所属した経歴があり、日本とのつながりも深い選手です。大会後の公式レポートでは、日本語での記者会見や、沿道の声援への感謝も紹介されました。

日本人女子トップは松田瑞生です。ダイハツ所属の松田は2時間21分44秒でフィニッシュしました。2023年3月のレース直後に発表された順位は6位で、日本人選手の最高順位でした。日本記録更新を目指したレースだっただけに、本人にとっては記録と順位の両面で課題の残る結果となりました。

ただし、現在の公式順位を調べる場合は、当日の6位という数字だけで判断しないようにしましょう。2位だったツェハイ・ゲメチュの成績が後日取り消されたため、松田は公式記録上で5位に繰り上がっています。ワンジルの優勝タイムや松田自身の2時間21分44秒という記録が変更されたわけではありません。

したがって、レース当日の報道や当時の大会レポートを説明するなら「松田瑞生は6位」、訂正後の公式リザルトを説明するなら「松田瑞生は5位」と書き分けるのが正確です。これは、過去のスポーツ結果を検索する際に見落としやすい重要な違いです。

【車いすマラソン結果】フグとシャーが大会新記録で優勝

東京マラソン2023では、車いすマラソンでも世界トップレベルの競技が繰り広げられました。男子はスイスのマルセル・フグが1時間20分57秒で優勝。大会記録を55秒更新し、2連覇を達成しました。

フグは25km過ぎの上り坂で、日本の鈴木朋樹を振り切って独走態勢に入り、その後もペースを上げてフィニッシュしました。鈴木は1時間24分31秒で2位、渡辺勝は1時間30分32秒で3位。日本勢も表彰台に入りましたが、優勝したフグの走りが際立つ結果となりました。

女子は同じくスイスのマニュエラ・シャーが1時間36分43秒で優勝。こちらも大会記録を3分17秒更新しました。2位は喜納翼の1時間42分47秒、3位はオーストラリアのマディソン・デロザリオの1時間44分17秒でした。

東京マラソン財団の車いすマラソンレポートでは、男女ともに世界記録保持者が大会記録を更新した点が紹介されています。車いすマラソンは、一般のマラソンとは異なる競技特性やレース展開にも注目したい種目です。フグとシャーの結果を確認するときは、一般マラソンの順位表とは別に、車いす部門の公式リザルトを見る必要があります。

【女子記録訂正の経緯】2024年11月に順位が変わった理由

東京マラソン2023の結果を調べるうえで、最も注意したいのが女子マラソンの記録訂正です。訂正の対象となったのは、当初2位だったエチオピアのツェハイ・ゲメチュです。

東京マラソン財団が2024年11月19日に公表したお知らせによると、世界陸連の不正監査機関であるアスリート・インテグリティー・ユニット(AIU)は、同年10月31日、ゲメチュに対するアンチドーピング規則違反に関する裁定を発表しました。裁定には4年間の資格停止と、2020年3月22日から2023年11月30日までの競技記録・成績の抹消が含まれていました。

この裁定を受け、東京マラソン2023でのゲメチュの成績も取り消され、女子マラソンのリザルトが訂正されました。ゲメチュより後ろでフィニッシュした選手は、該当する順位が繰り上がることになります。

主な変化を整理すると、次のようになります。

  • 当初2位:ツェハイ・ゲメチュ。2時間16分56秒の成績が取り消されました。
  • 当初3位から訂正後2位:アシェテ・ベケレ。記録は2時間19分11秒です。
  • 当初4位から訂正後3位:ウォルクネシュ・エデサ。記録は2時間20分13秒です。
  • 当初6位から訂正後5位:松田瑞生。記録は2時間21分44秒のままです。

この訂正は、レース中の走りやフィニッシュ時のタイムが後から変更されたという意味ではありません。アンチドーピング規則に基づく裁定によって特定選手の成績が抹消され、公式の順位表が更新されたものです。

また、記録訂正は女子マラソンのエリート部門だけでなく、女子の総合上位500人を対象とするリザルトにも及びました。2026年に順位を引用する場合は、2023年3月当時の記事と、2024年11月19日以降の訂正版を区別することが欠かせない。

【完走率95.6%】東京マラソン2023の参加者数と大会規模

東京マラソン2023のフルマラソン部門は、出走者38,231人、完走者36,560人で、完走率は95.6%でした。10.7km部門では192人が出走し、191人が完走。完走率は99.5%となっています。これらは東京マラソン財団が公表した大会結果の確定値です。

フルマラソンの完走率95.6%は、出走したランナーの大多数がフィニッシュに到達したことを示します。ただし、この数字だけで大会の難易度や個々のランナーの走力を判断することはできません。制限時間、気象条件、参加者の走力構成など、複数の要因が完走率に影響するためです。

公式統計では、フルマラソンの完走者36,560人のうち、3時間未満で完走した人は1,808人で、全体の4.9%でした。4時間以上5時間未満は11,064人で30.3%、5時間以上6時間未満は9,354人で25.6%です。完走者のタイム分布を見ると、トップ選手の競技結果だけでなく、幅広い走力の市民ランナーが参加する大会の姿もわかります。

なお、フルマラソンと10.7kmを合わせた出走者数は38,423人、完走者数は36,751人です。「約3万8,000人が参加」という大会規模の説明と、「フルマラソンの完走率95.6%」という統計は、対象となる部門が異なります。数字を比較する際には、分母がフルマラソンのみなのか、複数部門の合計なのかを確認しましょう。

【公式リザルト検索】2026年に東京マラソン2023の順位を確認する方法

東京マラソン2023の公式結果を確認する場合は、東京マラソン財団の公式サイトにある過去大会の記録・大会結果ページから調べる方法が基本です。大会概要だけでなく、プレスリリース内の種目別リザルトを確認すると、エリート選手の順位やタイムを詳しく追えます。

検索時には、次のような語句を使うと目的の情報を絞り込みやすくなります。

  • 「東京マラソン2023 公式結果」
  • 「東京マラソン2023 順位一覧」
  • 「東京マラソン2023 男子結果」
  • 「東京マラソン2023 女子結果 訂正」
  • 「東京マラソン2023 公式リザルト検索」

特に女子の順位を確認するときは、東京マラソン財団が2024年11月19日に公表した記録訂正のお知らせと、その後の訂正版リザルトを照合してください。公式資料には、女子エリート部門の全記録や女子総合上位500人の結果など、対象別の資料があります。

世界陸連(World Athletics)の競技結果ページも、国際大会の順位や選手名、記録を確認する際に役立ちます。日本人選手の所属や大会当日のレース内容については、東京マラソン財団の大会レポートや日本オリンピック委員会(JOC)の報道資料をあわせて確認すると、順位だけではわからない背景まで把握できます。

記録を引用する際の判断基準は明確です。大会当日の出来事を説明するなら当時の報道・レースレポートを、現在の公式順位を示すなら訂正後の公式リザルトを優先します。とりわけ松田瑞生の順位は、掲載資料の更新時期によって6位と5位の両方が見つかるため、数字だけでなく資料の日付まで見ることが大切です。

【東京マラソン結果 2023】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:東京マラソン2023の男子優勝者とタイムは?

A1:エチオピアのデソ・ゲルミサが2時間5分22秒で優勝しました。2位のモハメド・エサも同じタイムでしたが、フィニッシュ順によりゲルミサが1位となっています。

Q2:東京マラソン2023で日本人トップだった選手は誰ですか?

A2:男子は山下一貴が2時間5分51秒で全体7位、女子は松田瑞生が2時間21分44秒で日本人トップでした。松田の順位は大会当初の発表では6位でしたが、女子の記録訂正後は公式順位で5位となっています。

Q3:東京マラソン2023の女子順位が変更されたのはなぜですか?

A3:当初2位だったツェハイ・ゲメチュについて、アンチドーピング規則違反に伴う競技記録・成績の抹消が決定したためです。東京マラソン財団は2024年11月19日に成績の取り消しと女子リザルトの訂正を公表しました。

Q4:東京マラソン2023の完走率は何%ですか?

A4:フルマラソン部門の完走率は95.6%です。出走者38,231人に対し、完走者は36,560人でした。10.7km部門の完走率は99.5%です。

Q5:車いすマラソンの優勝者と記録は?

A5:男子はマルセル・フグが1時間20分57秒、女子はマニュエラ・シャーが1時間36分43秒で優勝しました。いずれも大会新記録です。

まとめ:東京マラソン2023の結果を正しく読み解くポイント

東京マラソン2023は、男子のデソ・ゲルミサが2時間5分22秒、女子のローズマリー・ワンジルが2時間16分28秒で優勝した大会です。日本勢では山下一貴が男子7位、松田瑞生が女子の日本人トップとなりました。車いすマラソンでもマルセル・フグとマニュエラ・シャーが大会新記録を樹立し、フルマラソンの完走率は95.6%を記録しています。

【プロの結論】 2026年に東京マラソン2023の結果を調べる際、最も大切なのは「大会当日の順位」と「訂正後の公式順位」を混同しないことです。松田瑞生のように、選手の記録そのものは変わらなくても、別の選手の成績取り消しによって順位が変わる場合があります。

男子の山下一貴、其田健也、大迫傑の順位と記録を確認する場合も、女子のワンジルや松田の結果を確認する場合も、公式大会結果と大会レポートを使い分けると正確です。順位、タイム、資料の更新日をセットで確認することが、過去のマラソン記録を正しく理解するための最も確実な方法です。

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新見 沙耶香

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