2026年のプロ雀士人気ランキングを考えるうえで、欠かせないのがMリーグの対局成績と、長年にわたって積み重ねられてきたタイトル実績です。二階堂亜樹、黒沢咲、伊達朱里紗をはじめ、個性的な雀風と勝負強さを持つ選手たちが、麻雀ファンの支持を集めています。
2025-26シーズンのMリーグでは、下石戟がレギュラーシーズン個人ポイント614.0ptで首位に立ち、二階堂亜樹も271.5ptで全体7位に入りました。一方、人気はポイントだけで決まるものではありません。過去のタイトル、対局中の判断、解説やメディアでの存在感など、選手を評価する視点は複数あります。この記事では、公式成績と主要タイトルを軸に、男性プロ雀士・女流雀士の注目選手を比較します。
【プロ雀士人気ランキング2026最新】男性・女性の注目選手を紹介

まず押さえておきたいのは、人気ランキングと競技成績ランキングは別物だという点です。プロ雀士全員を対象にした統一的な人気投票があるわけではなく、SNSのフォロワー数、ファン投票、タイトル実績、Mリーグの成績では順位が変わります。
以下は、Mリーグでの活躍、競技実績、メディアでの認知度、雀風の個性を組み合わせた編集部選定の注目ランキングです。公式の人気投票順位ではなく、2026年に応援する選手を探すための参考リストとして紹介します。
男性プロ雀士の人気・注目度ランキング
1位:多井隆晴
高い守備力と状況判断で知られ、対局の読みや押し引きを学びたいファンにも注目される存在です。2025-26シーズンのレギュラーでは123.4ptを記録。勝負の結果だけでなく、局面をどう考えるかという視点から観戦を楽しめる選手です。
2位:佐々木寿人
攻撃的な麻雀を好むファンにとって見逃せない選手です。リーチや打点を意識した勝負の組み立てが持ち味で、展開を大きく動かす対局に注目が集まります。長年の競技経験に裏打ちされた勝負勘も魅力です。
3位:滝沢和典
2025-26シーズンのレギュラーでは368.4ptを獲得し、最多トップの14回を記録しました。端正な打ち回しと安定した成績を両立しており、実績を重視するファンにとって有力な注目選手です。
4位:園田賢
2025-26シーズンのレギュラー個人要点は402.7ptで全体3位。局面ごとの選択や、相手との駆け引きに注目すると面白い選手です。ポイントランキング上位という結果も、今シーズンの存在感を裏付けています。
5位:下石戟
2025-26シーズンのレギュラー個人ポイント614.0ptで首位に立った、成績面で大きな注目を集めた選手です。38半荘で14トップを記録し、個人スコアの面でも最多トップ争いでも結果を残しました。最新の競技実績から選手を追いたい人におすすめです。
女流雀士の人気・注目度ランキング
女流雀士は、競技での実績に加えて、雀風の個性、解説や配信での発信、他分野での活動など、さまざまな魅力を持っています。以下は人気投票の確定順位ではなく、知名度と実績を組み合わせた注目選手10人の編集部セレクトです。
- 1位:二階堂亜樹 — 長い競技キャリアとタイトル実績を持ち、2025-26シーズンの個人ポイントでも女性選手の上位に入りました。
- 2位:伊達朱里紗 — 声優と麻雀プロの活動を両立し、Mリーグの個人賞でも実績を残しています。
- 3位:黒沢咲 — 高打点を狙う独自の雀風と、プロクイーン連覇などのタイトル実績が特徴です。
- 4位:岡田紗佳 — メディアでの知名度に加え、2025-26シーズンのレギュラー最高スコア97,300点を記録しました。
- 5位:高宮まり — 2025-26シーズンの個人ポイント220.7ptを記録。攻撃的な打ち筋と競技実績の両面で注目されます。
- 6位:中田花奈 — 同シーズンは228.4ptで全体8位。競技成績からも存在感を示しました。
- 7位:瑞原明奈 — 安定感のある打ち回しに注目したい選手。主要タイトルやMリーグでの戦いにも見どころがあります。
- 8位:魚谷侑未 — 女流タイトル戦での実績が豊富で、長期的な競技力を比較する際に欠かせない存在です。
- 9位:茅森早香 — 独自の判断や手作りに注目したい実力派。タイトル戦での経験も豊富です。
- 10位:日向藍子 — 対局に加えて、解説や麻雀の魅力を伝える活動にも注目が集まる選手です。
この順位は、純粋な麻雀の強さを示すものではありません。2025-26シーズンのポイントだけを基準にするなら、中田花奈や高宮まりは二階堂亜樹に次ぐ成績を残しています。人気を重視するか、競技成績を重視するかによって、ランキングの見方は変わります。
【2025-26年Mリーグ個人ポイント】トップ率・最高スコアも比較
実力を客観的に比較するなら、Mリーグ公式サイトが発表する個人ポイントや各種個人記録が大切です。2025-26シーズンのレギュラーシーズンは、個人ポイントの首位が下石戟、2位が永井孝典、3位が園田賢という結果でした。
注目したいのは、個人ポイントが単なるトップ回数ではないことです。麻雀では1着を取るだけでなく、大きなトップを獲得することや、4着を避けることもシーズンの成績に影響します。Mリーグ公式のレギュラーシーズン最終結果をもとに、主要選手の数字を整理しました。
| 選手 | 2025-26レギュラー個人ポイント | 注目記録 | 成績から読み取れること |
|---|---|---|---|
| 下石戟 | +614.0pt | 14トップ・38半荘 | 個人ポイント1位。シーズンを通じて大きくポイントを伸ばした。 |
| 永井孝典 | +503.6pt | 14トップ・34半荘 | 個人ポイント2位。トップ数と出場半荘数の両面で高い水準を示した。 |
| 二階堂亜樹 | +271.5pt | 9トップ・26半荘 | 全体7位。女性選手のなかでも際立つ個人ポイントを記録した。 |
| 中田花奈 | +228.4pt | 個人ポイント全体8位 | シーズン成績で上位に入り、競技面での存在感を示した。 |
| 高宮まり | +220.7pt | 個人ポイント全体9位 | 女性選手の上位に入り、シーズンをプラスで終えた。 |
| 黒沢咲 | +109.9pt | 9トップ | レギュラーでプラスを確保。独自の高打点型の雀風にも注目したい。 |
| 伊達朱里紗 | +91.2pt | 個人賞の獲得歴が豊富 | 今シーズンのポイントに加え、過去のMリーグ個人賞も評価材料になる。 |
出典はMリーグ公式サイトの「2025-26年シーズン結果」と各チームの公式選手成績です。ポイントとトップ数はレギュラーシーズンの数字であり、セミファイナルやファイナルを含む通算成績とは異なります。
また、2025-26シーズンのレギュラー最高スコアは、内川幸太郎の104,700点が1位、岡田紗佳の97,300点が2位、鈴木優の91,500点が3位でした。女性選手の岡田が全体2位に入ったことは、人気や知名度だけでなく、一度の対局で大きな結果を残す力にも注目する理由になります。
一方、個人ポイントで上位に入ることと、毎試合トップを取ることは同じではありません。ポイントの積み上げ方まで見ることで、選手のシーズンをより正確に評価できます。
【二階堂亜樹・黒沢咲・伊達朱里紗】人気と実力の違いを分析
二階堂亜樹:長い競技キャリアと安定した実績
二階堂亜樹は1999年に日本プロ麻雀連盟に入会し、女流プロとして長年にわたって活躍してきました。主なタイトルには、第3期プロクイーン、第2期・第3期女流桜花、女流プロ麻雀日本シリーズの優勝などがあります。
2025-26シーズンのMリーグでは、レギュラー個人ポイント271.5ptで全体7位。女性選手のなかでも上位の成績を残しました。過去の実績だけでなく、直近シーズンの数字でも存在感を示した点が評価材料です。
二階堂亜樹の強さを考える際は、タイトル獲得数だけでなく、長期間にわたって競技の第一線に立ち続けている点にも注目したいところです。歴代人気プロ雀士ランキングを考える場合にも、キャリアの長さと直近の成績を分けて評価する必要があります。
黒沢咲:高打点を追求する独自の雀風
黒沢咲は日本プロ麻雀連盟に所属し、第6期・第7期プロクイーンを連覇した実績を持つプロ雀士です。MリーグではTEAM RAIDEN/雷電に所属し、「強気のヴィーナス」の愛称でも知られています。
黒沢咲の麻雀の特徴は、安いアガリを急ぐよりも、高打点の手を育てて大きな得点を狙うスタイルです。手役を重視する場面や、鳴きを控えて手を進める選択が見どころになります。2025-26シーズンのレギュラー個人要点は109.9ptで、9回のトップを記録しました。
黒沢咲のMリーグ成績を評価するなら、個人ポイントだけでなく、最高スコアやタイトル実績も合わせて見ることが大切です。高打点型の麻雀は大きな加点につながる一方、展開によっては結果が振れやすい側面もあります。短期的な順位だけで雀風の良し悪しを判断するのは適切ではありません。
伊達朱里紗:声優と競技麻雀の両分野で実績
伊達朱里紗は声優としても活動する麻雀プロです。日本プロ麻雀連盟の公式プロフィールによると、2019年にプロ入りし、2021年に第1期桜蕾戦で優勝。その後、MリーグのKONAMI麻雀格闘倶楽部から指名され、Mリーガーとなりました。
競技面では、2021-22シーズンの最高スコア賞、2022-23シーズンの個人スコア賞、2023-24シーズンの4着回避率賞を獲得しています。コナミグループの公式発表では、Mリーグ史上初めて個人賞3部門を制覇した選手として紹介されました。
伊達朱里紗の人気は、声優としての知名度と麻雀の実績が組み合わさっている点に特徴があります。ただし、他分野での知名度がそのまま麻雀の強さを意味するわけではありません。競技成績と活動の幅を別々に評価することで、選手としての魅力がより明確になります。
【麻雀プロのトップ率ランキング】タイトル獲得数を比較するときの注意点
麻雀プロのトップ率ランキングを確認する場合は、トップ数だけでなく出場試合数も見る必要があります。2025-26シーズンのレギュラーでは、滝沢和典、永井孝典、下石戟がそれぞれ14トップを記録しました。
ただし、出場半荘数は同じではありません。滝沢は33半荘、永井は34半荘、下石は38半荘です。トップ数を出場半荘数で割ると、トップ率はそれぞれ約42.4%、約41.2%、約36.8%となります。トップ数が同じでも、出場機会を考慮すると評価は変わります。
なお、トップ率は1着になる頻度を示す指標であり、4着回避率は最下位を避ける割合、個人要点は着順点などを反映した総合的な収支を示す指標です。どれか一つだけで選手の実力を断定するのではなく、複数の指標を組み合わせて評価するのが適切です。
プロ雀士のタイトル獲得数比較にも、同じ注意が必要です。プロクイーン、女流桜花、桜蕾戦、Mリーグの個人賞などは、大会の参加条件や競技形式が異なります。タイトルの総数を並べるだけでは、大会ごとの難易度や競技環境を反映できません。
日本プロ麻雀連盟、最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUといった主要団体を横断して比較する場合も、すべてのタイトルを同じ価値として単純合算するのは難しいのが実情です。5団体横断プロ雀士ランキングを作るなら、タイトルの格、参加人数、リーグ戦での実績、Mリーグの成績など、比較基準を先に決める必要があります。
【女流雀士の人気の理由と評判】強さだけでは順位が決まらない
女流雀士の人気を支える要素は、競技成績だけではありません。対局中の表情や判断、雀風の個性、解説での伝え方、配信やイベントでの活動など、ファンが選手に触れる機会は多岐にわたります。
例えば、二階堂亜樹は長年の競技実績、黒沢咲は高打点型の独自の雀風、伊達朱里紗は声優と麻雀プロの両分野での活動が、それぞれ異なる魅力につながっています。岡田紗佳のようにメディアでの認知度と競技成績の双方が話題になる選手もいます。
ただし、「かわいい」「美人」「知名度が高い」といった評価と、麻雀の技術評価は分けて考えるべきです。外見や知名度に関する人気投票で上位に入った選手が、必ずしも競技成績でも上位になるわけではありません。反対に、メディアへの露出が少なくても、リーグ戦やタイトル戦で優れた成績を残す選手はいます。
また、ネット上の評判を見る際は、単発の投稿や一部のコメントをファン全体の意見として扱わないことも大切です。投票結果なら投票対象と実施期間、競技成績なら対象シーズンと集計範囲を確認すると、人気と実力を混同しにくくなります。
【Mリーグ注目選手一覧】2026-27シーズンで追いたいポイント
2026年10月時点では、Mリーグ2026-27シーズンが進行しています。したがって、2025-26シーズンの確定成績と、現在進行中のシーズンの数字を同じ条件で比較することはできません。最新の個人ポイントやトップ率を確認する際は、Mリーグ公式サイトの当該シーズンの成績表を基準にするのが確実です。
2025-26シーズンの実績から、今後も追いかけたい選手を整理すると、次のようになります。
- 下石戟:前シーズンの個人ポイント首位。連続して高い成績を残せるかが注目点です。
- 永井孝典:前シーズンの個人ポイント2位で、最多トップも記録。トップ率と安定感を引き続き確認したい選手です。
- 園田賢:個人ポイント3位。複雑な局面での判断や、長期戦でのポイントの積み上げ方に注目です。
- 二階堂亜樹:前シーズンは個人ポイント全体7位。経験と直近の結果を両立できるかが見どころです。
- 黒沢咲:高打点型の雀風がシーズン成績にどう反映されるかに注目です。
- 伊達朱里紗:過去の個人賞実績を持つ選手として、現在の成績と長期的な安定感を合わせて追いたい存在です。
新シーズンでは、開幕直後の個人ポイントだけで選手を評価するのは早計です。出場半荘数に差がある段階では、1試合の大きなトップやラスによって順位が大きく変動することがあります。ある程度の試合数を重ねた後に、トップ率、4着回避率、平均順位などを併せて確認すると、より実態に近い評価ができます。
【プロ雀士人気ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年に最も人気のあるプロ雀士は誰ですか?
A1:人気の基準によって異なります。競技実績を重視するなら二階堂亜樹や伊達朱里紗、黒沢咲などが注目候補です。一方、ファン投票やSNSの数字を基準にする場合は、対象となる調査や集計期間を確認する必要があります。全プロ雀士を対象とした統一的な人気順位があるわけではありません。
Q2:2025-26シーズンで最も強かったプロ雀士は誰ですか?
A2:Mリーグのレギュラーシーズン個人ポイントでは、下石戟が614.0ptで1位でした。ただし、個人ポイント首位という評価は、Mリーグの当該レギュラーシーズンを対象としたものです。ほかの団体のタイトル戦やシーズン全体の評価とは区別する必要があります。
Q3:女流雀士で実力が高い選手は誰ですか?
A3:2025-26シーズンのMリーグ・レギュラー個人ポイントでは、二階堂亜樹が271.5pt、中田花奈が228.4pt、高宮まりが220.7ptを記録しました。長期的な競技実績やタイトルを含めて評価するなら、黒沢咲、伊達朱里紗、魚谷侑未なども比較対象になります。
Q4:プロ雀士の人気と実力はどう違いますか?
A4:人気は知名度、メディア出演、雀風の個性、ファンとの接点などに左右されます。実力は個人ポイント、トップ率、4着回避率、タイトル獲得歴などの競技指標から評価できます。両方を比較する場合は、人気調査と競技成績を別々に確認するのが基本です。
Q5:Mリーグの個人ポイントとトップ率はどちらを重視すべきですか?
A5:選手の評価目的によって変わります。シーズン全体のポイント獲得力を見るなら個人ポイント、1着を取る頻度を知りたいならトップ率が参考になります。4着回避率や平均順位も併せて確認すると、攻撃力と安定感の違いを把握しやすくなります。
まとめ:2026年のプロ雀士ランキングは人気・実力・実績を分けて見る
2026年のプロ雀士人気ランキングを読み解くには、知名度だけでなく、直近のMリーグ成績、過去のタイトル、雀風の個性を組み合わせて評価することが大切です。2025-26シーズンのレギュラーでは、下石戟が614.0ptで個人ポイント首位となり、二階堂亜樹も271.5ptで全体7位に入りました。黒沢咲や伊達朱里紗も、独自の雀風や個人賞の実績を持つ注目選手です。
ランキングを見るときは、人気投票の順位と競技成績を混同せず、個人ポイント、トップ率、4着回避率、タイトル獲得歴をそれぞれ確認しましょう。加えて、レギュラーシーズンとポストシーズン、団体ごとの大会を区別することで、数字の意味を正しく捉えられます。
応援する選手を見つけたいなら、まずは気になるプロの対局を複数回観戦し、結果だけでなく手作りや押し引きにも注目するのがおすすめです。人気と実力の両方を知ることで、Mリーグや女流タイトル戦をより深く楽しめます。