2026年のバレーボールネーションズリーグ(VNL)男子大会は、6月10日に開幕し、8月2日に決勝ラウンドが終了しました。日本代表は予選ラウンド12試合を全勝で突破したものの、準決勝と3位決定戦で敗れ、最終順位は4位。ロラン・ティリ監督のもとで世界の強豪と渡り合ったシーズンとなりました。
日本代表のメンバーを調べる際に注意したいのが、年度登録メンバーとVNLの大会登録メンバーは同じではないという点です。石川祐希、髙橋藍、西田有志らの主力に加え、初選出の若手も代表候補に名を連ねました。この記事では、日本バレーボール協会(JVA)の公式メンバー表と試合結果を軸に、背番号・身長・所属チーム、注目選手、2026年の大会結果、歴代成績を整理します。
【2026年最新】男子日本代表の登録メンバーは30名?年度登録との違いを解説

2026年4月17日、JVAはロラン・ティリ監督が率いる2026年度男子日本代表の登録メンバー37人を発表しました。初選出の選手4人を含む編成で、VNLから2026年愛知・名古屋アジア競技大会までを見据えた強化がスタートしています。
一方、VNLの登録メンバーを調べると「30名」という表記を見かけます。これは大会登録の時期や更新前の情報を参照している場合があるため、人数を確認する際は掲載日と対象リストを区別する必要があります。
JVAは5月28日、佐藤駿一郎選手の2026年度男子日本代表への登録抹消を発表しました。その後のVNL公式メンバー表では背番号22が掲載されておらず、選手名が掲載されているのは29人です。したがって、2026年大会のメンバーを確認するなら、30人という数字だけでなく、登録更新後の公式一覧を参照することが大切です。
また、年度代表に選ばれた選手全員がVNLの各試合に出場するわけではありません。大会ごとにメンバー構成や起用選手が変わり、公式ページでも選手別に予選ラウンド各週とファイナルラウンドの登録状況が整理されています。
【背番号・身長・所属チーム一覧】2026年VNL男子日本代表メンバー
以下はJVAの2026年VNL男子日本代表メンバー表をもとにした一覧です。背番号は大会登録表の番号を採用し、身長と所属チームも同ページの掲載情報に合わせています。背番号22が欠番になっている点にも注目してください。所属はシーズン中に変更される場合があるため、後年のプロフィールと照合する際は時点の違いに注意が必要です。
| 背番号 | 選手名 | ポジション | 身長 | 所属チーム |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 西田有志 | オポジット | 186cm | 大阪ブルテオン |
| 2 | 小野寺太志 | ミドルブロッカー | 202cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 3 | 深津英臣 | セッター | 181cm | ウルフドッグス名古屋 |
| 4 | 宮浦健人 | オポジット | 190cm | ウルフドッグス名古屋 |
| 5 | 大塚達宣 | アウトサイドヒッター | 195cm | パワーバレー・ミラノ(イタリア) |
| 6 | 山内晶大 | ミドルブロッカー | 204cm | 大阪ブルテオン |
| 7 | 新井雄大 | アウトサイドヒッター | 188cm | 広島サンダーズ |
| 8 | 関田誠大 | セッター | 174cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 9 | 河東祐大 | セッター/ミドルブロッカー | 172cm | ジェイテクトSTINGS愛知 |
| 10 | 髙橋健太郎 | ミドルブロッカー | 199cm | ジェイテクトSTINGS愛知 |
| 11 | 富田将馬 | アウトサイドヒッター | 190cm | 大阪ブルテオン |
| 12 | 髙橋藍 | アウトサイドヒッター | 188cm | ボクダンカ・LUV・ルブリン(ポーランド) |
| 13 | 小川智大 | リベロ | 176cm | ボクダンカ・LUV・ルブリン(ポーランド) |
| 14 | 石川祐希 | アウトサイドヒッター | 192cm | ジラート・バンク・アンカラ(トルコ) |
| 15 | 甲斐優斗 | アウトサイドヒッター | 200cm | 大阪ブルテオン |
| 16 | 村山豪 | ミドルブロッカー | 192cm | 東京グレートベアーズ |
| 17 | 西本圭吾 | ミドルブロッカー | 187cm | 広島サンダーズ |
| 18 | 西山大翔 | オポジット | 193cm | 大阪ブルテオン |
| 19 | 備一真 | リベロ | 167cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 20 | 山本智大 | リベロ | 171cm | 大阪ブルテオン |
| 21 | 永露元稀 | セッター | 192cm | 広島サンダーズ |
| 23 | エバデダン ラリー | ミドルブロッカー | 195cm | 大阪ブルテオン |
| 24 | 高橋慶帆 | オポジット | 194cm | ジェイテクトSTINGS愛知 |
| 25 | 下川諒 | セッター | 178cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 26 | 後藤陸翔 | アウトサイドヒッター | 186cm | 東京グレートベアーズ |
| 27 | 武田大周 | リベロ | 170cm | 東レアローズ静岡 |
| 29 | 三輪大将 | ミドルブロッカー | 192cm | 広島サンダーズ |
| 30 | 西川馨太郎 | ミドルブロッカー | 195cm | 大阪ブルテオン |
| 34 | 一ノ瀬漣 | アウトサイドヒッター | 191cm | 鎮西高校 |
ポジションの略称は、OHがアウトサイドヒッター、OPがオポジット、MBがミドルブロッカー、Sがセッター、Lがリベロです。アウトサイドヒッターは攻撃とレシーブの両面、オポジットは得点力、ミドルブロッカーはブロックと速攻、セッターは攻撃の組み立て、リベロは守備とサーブレシーブを担います。
【石川祐希・髙橋藍に注目】主力選手と初選出の若手を紹介
石川祐希(背番号14)は、日本代表の主将を務めるアウトサイドヒッターです。身長192cmで、海外クラブでの経験を生かした攻撃力と、重要な場面でチームをまとめる役割が期待されます。2026年のVNLでも主力として登録され、決勝ラウンドまで戦いました。
髙橋藍(背番号12)は、身長188cmのアウトサイドヒッター。攻撃に加えてレシーブにも関わり、ラリーをつなぐ能力が持ち味です。石川とともにサイド攻撃を支える存在であり、相手のブロックをどう崩すかが日本の得点力を左右します。
西田有志(背番号1)はオポジットとして強烈なスパイクやサーブで得点を狙います。身長186cmと、国際舞台の大型アタッカーの中では突出して高身長というわけではありませんが、跳躍力や打点、攻撃のテンポを生かして相手に圧力をかけます。
大塚達宣(背番号5)は身長195cmのアウトサイドヒッターで、イタリアのパワーバレー・ミラノに所属。甲斐優斗(背番号15)は身長200cmで、攻撃面の高さを生かせる選手です。経験豊富な主力に加え、こうした選手が攻撃の選択肢を広げられるかも日本の戦力を考えるうえで注目です。
2026年度の代表登録では、河東祐大、デ アルマス アライン、武田大周、一ノ瀬漣の4人が初選出と報じられました。VNLの公式メンバー表には河東、武田、一ノ瀬が掲載されており、デ アルマスは同大会の掲載メンバーには含まれていません。年度登録と大会登録を分けて見る必要がある具体例です。
なかでも一ノ瀬漣は鎮西高校に在籍する若手アウトサイドヒッターで、背番号34、身長191cm。高校生がシニア代表の登録メンバーに名を連ねたことは、将来の日本代表を見据えた選手層の拡大という観点からも注目されます。ただし、代表登録は各大会での出場や先発起用を保証するものではありません。
【ネーションズリーグ男子2026】日本戦の試合日程・結果を総まとめ
2026年大会は、予選ラウンドが6月10日から7月19日まで行われ、決勝ラウンドは7月29日から8月2日まで開催されました。日本は予選ラウンド12試合をすべて勝利し、決勝ラウンドへ進出。以下は日本時間で整理した日本代表の試合結果です。
予選ラウンド第1週(中国・臨沂)
6月10日:日本 3-0 ウクライナ
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6月12日:日本 3-2 ポーランド
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6月13日:日本 3-1 中国
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6月14日:日本 3-1 スロベニア
予選ラウンド第2週(フランス・オルレアン)
6月24日:日本 3-1 セルビア
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6月27日:日本 3-2 イラン
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6月28日:日本 3-2 アメリカ
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6月29日:日本 3-2 フランス
予選ラウンド第3週(大阪)
7月15日:日本 3-2 イタリア
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7月16日:日本 3-2 カナダ
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7月17日:日本 3-0 ベルギー
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7月19日:日本 3-0 アルゼンチン
決勝ラウンド(中国・寧波)
7月29日・準々決勝:日本 3-1 中国。日本が準決勝進出を決めました。
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8月1日・準決勝:日本 2-3 アメリカ。フルセットの末に敗れ、決勝進出を逃しました。
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8月2日・3位決定戦:日本 1-3 スロベニア。メダル獲得には届かず、最終順位は4位となりました。
予選ラウンドでは、ポーランド、アメリカ、フランス、イタリアといった強豪からも勝利を挙げています。一方、決勝ラウンドでは準決勝がフルセット、3位決定戦も4セットに及びました。予選で勝ち続ける力と、メダルが懸かった試合を勝ち切る力は別の課題であることが、2026年の結果から読み取れます。
なお、2026年大会はすでに終了しています。次回大会の日程や代表メンバーは、今後の大会要項とJVAの発表で確認する必要があります。
【歴代成績と世界ランキング】2023年3位・2024年準優勝から何が変わった?
日本男子代表は、VNLで2023年に3位、2024年には準優勝を記録しました。2025年は5位、2026年は4位で、直近4大会はすべて決勝ラウンド進出を争う上位水準を維持しています。2024年の準優勝は、世界トップクラスの相手に対して日本が優勝を狙える位置まで到達したことを示す結果でした。
2026年は予選ラウンドで12戦全勝を達成した一方、ファイナルではアメリカとスロベニアに敗れました。予選の好成績だけでチームの最終的な実力を判断せず、決勝ラウンドでの対戦相手、セットごとの競り合い、終盤の得点力まで見ることが大切です。
また、「男子日本代表はFIVB世界ランキング4位」という情報は、特定の時点の順位として扱う必要があります。世界ランキングは国際大会の結果に応じて変動するため、過去の紹介記事に記された順位が常に最新とは限りません。2026年10月24日時点のランキング掲載情報では、日本は5位となっています。最新順位を調べる際は、ランキングの更新日も合わせて確認してください。
VNL以外の大会にも目を向けると、日本は9月13日の2026年アジア男子選手権でイランを3-0で破り、優勝を果たしました。この優勝により、男子代表は2028年ロサンゼルス五輪の出場枠も獲得しています。一方、10月3日のアジア競技大会決勝ではイランに1-3で敗れ、準優勝となりました。VNLの4位だけでは測れない、2026年シーズン全体の成果と課題が表れています。
【ティリ監督の新体制】日本代表の強みとメダル獲得への課題
ロラン・ティリ監督体制2年目となる2026年は、経験豊富な主力と若手の融合が編成上のポイントでした。石川や髙橋藍、西田らの実績ある選手を軸にしつつ、河東や一ノ瀬ら新しい戦力を代表活動に加えることで、短期的な勝利と中長期的な選手育成の両立を目指す構成です。
日本の強みは、サーブレシーブから攻撃につなぐ組織力と、複数のアタッカーを使い分けられる点です。アウトサイドヒッターが攻撃だけでなく守備にも関わり、セッターが相手ブロックの配置を見ながら配球することで、身長差を補いながら得点を重ねられます。2026年の予選ラウンドで全勝した事実は、こうしたチームとしての安定感を示しています。
一方、決勝ラウンドではアメリカとの準決勝で2-3、スロベニアとの3位決定戦で1-3と、あと一歩のところでメダルを逃しました。世界の強豪との対戦では、サーブで相手の攻撃を崩せるか、ブロックとディフェンスで連続失点を防げるか、終盤の重要なラリーで決定打を出せるかが勝敗を分けます。
今後の日本代表を評価する際は、単純な勝敗だけでなく、相手のサーブに対するレセプション、ブロックによる得点、終盤の競り合い、控え選手を起用した際の安定感も確認したいところです。若手の登録人数が増えること自体よりも、国際大会の経験を積み、主力が苦しい場面で役割を果たせる選手がどれだけ育つかが、優勝争いへの鍵になります。
【ネーションズリーグ男子メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の男子日本代表メンバーは30名ですか?
A1:2026年度の代表登録メンバーは当初37人が選出されました。その後、JVAが佐藤駿一郎選手の登録抹消を発表しています。VNL公式メンバー表には現在29人が掲載されているため、「年度登録」「大会登録」「更新前の登録人数」を区別して確認することが大切です。
Q2:石川祐希と髙橋藍の背番号・身長は?
A2:2026年VNLの公式メンバー表では、石川祐希は背番号14、身長192cm、髙橋藍は背番号12、身長188cmです。石川はアウトサイドヒッターとして主将を務め、髙橋も攻守両面でチームを支えました。
Q3:2026年のネーションズリーグ男子日本代表は何位でしたか?
A3:日本は予選ラウンド12試合を全勝しましたが、準決勝でアメリカに2-3、3位決定戦でスロベニアに1-3で敗れ、最終順位は4位でした。
まとめ:2026年の男子日本代表は4位、次の目標は世界の頂点
2026年のネーションズリーグ男子日本代表は、石川祐希、髙橋藍、西田有志らの主力と新しい戦力を組み合わせ、予選ラウンド12戦全勝という結果を残しました。決勝ラウンドでは4位に終わったものの、世界の強豪と優勝を争うための土台は維持しています。
メンバー情報を確認するときは、年度登録メンバーと大会登録メンバーを混同しないこと、背番号・身長・所属を公式の掲載時点に合わせること、世界ランキングには更新日があることの3点が大切です。過去の順位や古いメンバー表だけで判断せず、JVAの公式発表と大会結果を照らし合わせることで、日本代表の現在地をより正確に把握できます。
2023年の3位、2024年の準優勝に続き、2026年は4位。次の大会で日本が再びメダルを獲得し、優勝に手を届かせるためには、主力の安定感に加え、若手の成長と勝負どころでの決定力向上が大切です。