ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 玉止めのやり方を初心者向けに解説!針に2回巻く基本から失敗対処法まで徹底攻略

玉止めのやり方を初心者向けに解説!針に2回巻く基本から失敗対処法まで徹底攻略

藤崎 智也 藤崎 智也 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

手縫いの最後に欠かせない「玉止め」。やり方はシンプルですが、針に糸を巻いても結び目ができない、玉が布から浮いてしまう、糸が短くて結べないなど、初心者がつまずきやすい工程でもあります。

玉止めをきれいに仕上げるコツは、縫い終わりの位置に針を添え、糸を針に2回ほど巻きつけ、巻いた部分を指で押さえながら針を引き抜くことです。ブラザーの「クラフト日和」や、裁縫情報を扱うクチュリエブログ、koshirau 拵うでも、玉止めの基本や失敗時の対処法が紹介されています。

【初心者向け】玉止めのやり方は?針に糸を2回巻く基本手順

玉止めやり方

玉止めは、手縫いの縫い終わりで糸が布から抜けたり、縫い目がほどけたりするのを防ぐための結び目です。基本の方法なら、針と糸があれば特別な道具は必要ありません。

まずは、次の5つの手順を順番に試してみましょう。

手順1:縫い終わりの位置に針を添える

最後のひと針を縫い終えたら、糸が布から出ている位置に針を寝かせるように添えます。針先を縫い終わりのすぐ近くに置くのがポイントです。

針と縫い終わりの位置が離れていると、完成した結び目も布から離れやすくなります。仕上がりをきれいにするため、針を置く位置を先に確認してください。

手順2:針に糸を2回巻きつける

針を添えた状態で、縫い終わりから続く糸を針先に2回ほど巻きつけます。糸が交差したり、巻いた部分がばらけたりしないよう、指先で扱いましょう。

ブラザーの「クラフト日和」でも、玉止めの基本として針に糸を2回ほど巻く方法が紹介されています。巻く回数によって結び目の大きさが変わるため、布の厚さや織り目に合わせて調整するのがコツです。

手順3:巻いた糸を親指で押さえる

巻きつけた糸を針の根元側へ寄せ、左手の親指などでしっかり固定します。針を引き抜くときに糸がずれると、輪がほどけたり、きれいな結び目にならなかったりするためです。

針を持つ手と糸を押さえる手の役割を分けると、作業が安定します。力任せに押さえるのではなく、巻いた糸が動かない程度に固定してください。

手順4:糸を押さえたまま針を引き抜く

親指で巻いた部分を押さえたまま、針をゆっくり引き抜きます。糸が輪の中を通り、結び目ができていくのを確認しながら進めましょう。

途中で指を離すと、輪が緩んで結び目が大きく崩れることがあります。結び目が締まるまで、指を離さないことが大切です。

手順5:結び目を布のきわまで寄せて糸を切る

結び目ができたら、糸をゆっくり引いて布の表面に密着させます。最後に糸端をはさみで切れば完成です。

糸端を結び目ぎりぎりで切ると、結び目がほどけやすくなる場合があります。ブラザーの解説では2〜3mm程度、koshirau 拵うでは3〜5mm程度の糸端を残す方法が紹介されています。迷ったときは、ほどけにくさを優先して少し長めに残し、仕上がりを見ながら調整するとよいでしょう。

【指でやる方法】玉止めをきれいに作るためのコツと巻き方

「玉止めは指だけでできるの?」と疑問に思う人もいる可能性があります。一般的な玉止めでは針を使いますが、指先の使い方を工夫することで、結び目を安定させやすくなります。

指を使う玉止めの基本は「巻いた糸を固定する」こと

初心者におすすめなのは、針に糸を巻きつけたあと、親指で巻いた部分を押さえながら針を引き抜く方法です。指は結び目を作るためというより、糸がずれないように支える役割を担います。

  1. 縫い終わりに針を添える。
  2. 糸を針に2回ほど巻きつける。
  3. 巻いた糸を親指と人差し指でつまみ、針の根元側に寄せる。
  4. 指先で糸を固定しながら、針をゆっくり引き抜く。
  5. 結び目が布に密着するまで糸を引く。

指先で輪を作って糸を結ぶ方法は、一般に玉結びで使われる手法です。玉止めでは、縫い終わりの位置に結び目を固定する必要があるため、針を使う基本手順を覚えると失敗しにくくなります。

針に糸を2回巻くのはなぜ?

針に糸を巻くことで、針を引き抜いたときに糸が絡み、結び目が形成されます。巻く回数が少なすぎると結び目が小さくなり、布の織り目から抜けることがあります。一方、巻きすぎると玉が大きくなり、仕上がりが目立ちやすくなります。

まずは2回を基本にし、目の粗い布や結び目が小さくなりやすい糸では3回程度を試してください。回数を増やすだけでなく、巻いた糸を指でまとめ、布のきわで締めることも大切です。

玉止めを針で作るときに気をつけたいこと

針を引くときに勢いをつけすぎると、巻いた糸がずれて結び目が乱れることがあります。特に細い糸や滑りやすい糸では、ゆっくり引き抜くほうが安定します。

また、布の表側に結び目を作ると、完成した作品の見た目に影響することがあります。衣服の補修や小物づくりでは、できるだけ縫い終わりの目立ちにくい位置で玉止めを行いましょう。

【違いを比較】玉結びと玉止めは何が違う?玉留めとの関係も解説

玉結びと玉止めは、どちらも糸が抜けないように結び目を作る作業ですが、使うタイミングが異なります。手縫いでは、縫い始めに玉結び、縫い終わりに玉止めをするのが基本です。

項目 玉結び 玉止め
行うタイミング 縫い始め 縫い終わり
主な目的 縫い始めの糸端が布から抜けるのを防ぐ 縫い終わりの糸が抜けて縫い目がほどけるのを防ぐ
基本的な方法 指や針を使って糸端に結び目を作る 針に糸を巻き、指で押さえながら結び目を作る
失敗しやすい点 結び目が大きすぎる、小さすぎる、糸端から離れる 結び目が布から浮く、巻いた糸がずれる、締め方が緩い
別の表記 基本的に「玉結び」 「玉留め」とも表記される

玉結びは縫い始め、玉止めは縫い終わり

玉結びは、縫い始めに糸端を固定するために作ります。指に糸を巻いてより合わせる方法や、針を使って結び目を作る方法があります。

玉止めは、縫い終わりの糸を固定するためのものです。玉結びと似ていますが、すでに縫った布のきわで結び目を作る点が異なります。

玉止めと玉留めは同じ意味

「玉止め」と「玉留め」は、どちらも手縫いの最後に作る結び目を指す表記です。一般的な裁縫の手順では、両者を別の技法として区別する必要はありません。

検索すると「玉止め 玉留め やり方」のように両方の表記が使われていますが、基本の手順は同じです。教材や裁縫サイトによって表記が異なっていても、縫い終わりの糸を固定する方法を確認すれば問題ありません。

【ほどけるのを防ぐ】玉止めをきれいに仕上げる4つのポイント

玉止めは、結び目ができれば終わりというわけではありません。結び目が布から浮いていたり、糸を強く引くと抜けたりする場合は、縫い終わりの処理を見直す必要があります。

1.結び目を縫い終わりの位置に作る

玉止めが布から浮く原因のひとつは、針を添える位置が縫い終わりから離れていることです。針を糸が出ている場所のすぐ近くに置き、巻いた糸を布のきわまで寄せてから締めましょう。

koshirau 拵うの解説でも、結び目が浮く場合は、縫い終わりの位置に針を添えることがポイントとして紹介されています。

2.糸を引くときは巻いた部分を押さえる

糸を巻いた部分がずれると、結び目がきれいにまとまらないことがあります。針を引き抜く間も親指でしっかり押さえ、結び目が形成されてから指を離してください。

針を強く引くことよりも、糸の位置を固定した状態で一定の力をかけることが大切です。

3.糸端を切りすぎない

結び目が完成したあと、余った糸を短く切りすぎると、糸端が結び目から抜けてしまうことがあります。仕上がりの見た目だけを優先せず、ほどけにくさも考慮して糸端を残しましょう。

目安として、ブラザーの「クラフト日和」は2〜3mm、koshirau 拵うは3〜5mm程度の余りを紹介しています。薄手の布で見た目を整えたい場合と、ほどけにくさを優先したい場合では、適した長さが異なります。

4.心配な場合は返し縫いを組み合わせる

玉止めだけではほどけないか不安な場合は、縫い終わりに返し縫いを加える方法もあります。返し縫いは、直前の縫い目に重ねるように縫って糸を固定する技法です。

衣服の補修や、引っ張る力がかかりやすい小物では、玉止めと返し縫いを組み合わせると、結び目だけに頼らず縫い終わりを補強できます。ただし、薄い布や目立つ位置では縫い重ねが見えることもあるため、布の状態に合わせて使い分けましょう。

【失敗したときの対処法】玉止めができない・浮く・糸が短い場合

玉止めに失敗しても、すぐに最初から縫い直す必要はありません。残っている糸の長さや、結び目がどのような状態になっているかを確認すれば、対処できるケースがあります。

玉止めの結び目ができない場合

針に糸を巻いても結び目ができないときは、巻いた糸を指で押さえているか確認しましょう。針を引き抜く際に巻いた部分が一緒に動いてしまうと、糸がうまく絡みません。

巻いた糸を針の根元側に寄せ、親指で固定したまま、ゆっくり針を引き抜いてみてください。糸がほどけてしまった場合は、糸に余裕があればもう一度巻き直します。

玉止めが布から浮いてしまった場合

結び目と布の間に隙間がある場合は、針を置く位置がずれている可能性があります。糸に十分な長さが残っていれば、失敗した結び目を残したまま、縫い終わりの位置でもう一度玉止めを作る方法があります。

ただし、結び目を追加すると仕上がりが厚くなることがあります。見た目が気になる場合は、ほどけやすさや布の状態を確認し、必要に応じて縫い直すことも検討してください。

玉止めがほどける場合

玉止めがほどける場合は、主に次の点を確認しましょう。

  • 結び目が緩く、しっかり締まっていない。
  • 巻いた糸が針を引き抜く途中でずれている。
  • 結び目が小さく、布の織り目を通り抜けてしまう。
  • 糸端を短く切りすぎている。

目の粗い布では、2回巻きでは結び目が小さすぎることがあります。その場合は3回程度に増やしてみましょう。それでも抜ける場合は、返し縫いを組み合わせる方法が有効です。

糸が短くて玉止めできない場合

縫い終わりの糸が短く、通常の方法で針に糸を巻けない場合は、針に通した糸をいったん抜いて作業する方法があります。koshirau 拵うやブラザーの「クラフト日和」でも、糸が短い場合の対処法が紹介されています。

  1. 縫い終わりの位置に針を添え、糸を針穴からいったん抜く。
  2. 残った糸を針先に2回ほど巻きつける。
  3. 短い糸端を針穴に通し直す。
  4. 巻いた糸を指先で押さえながら、針を引き抜く。
  5. 結び目ができたら、糸が抜けないことを確認する。

この方法は、通常の玉止めをするには糸が短い場合の選択肢です。ただし、糸端が極端に短いと針穴に通す作業自体が難しくなります。無理に引っ張ると糸が抜けたり切れたりするため、余裕があれば新しい糸に替えて縫い終わりを処理するほうが確実です。

【動画で覚える】玉止めのやり方を効率よく習得する方法

文字や写真だけでは、針に糸を巻く向きや、針を引き抜くときの指の動きがわかりにくいことがあります。その場合は、動画で一連の動作を確認すると理解しやすくなります。

ブラザーの「クラフト日和」は、玉止めの基本手順に加えて、結び目の作り方や失敗時の対処法を写真付きで解説しています。クチュリエブログでも、玉結び・玉止めの基本や縫い始め・縫い終わりのコツを確認できます。

また、koshirau 拵うでは、通常の玉止めに加え、糸が短いときの処理方法などを動画で紹介しています。YouTubeで玉止めのやり方を探す場合も、初心者向けの解説動画を選ぶと、指先の動きを見ながら練習できます。

動画を見るときに確認したい3つのポイント

  • 針を置く位置:縫い終わりから離れた場所に結び目を作っていないか。
  • 指で押さえるタイミング:糸を巻いた直後から、針を引き抜く間も固定しているか。
  • 糸を締める動作:急に引っ張らず、結び目を布のきわに寄せているか。

動画を一度見ただけで手順を覚えようとするより、針に糸を巻く場面と、指で押さえながら引き抜く場面で一時停止し、実際に同じ動作を試すほうが習得しやすくなります。

【玉止めやり方】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:玉止めは針に糸を何回巻けばいいですか?

A1:まずは2回を基本にしてください。布の織り目が粗い場合や結び目が小さくなりやすい場合は、3回程度に増やす方法もあります。巻く回数を増やしすぎると結び目が大きくなるため、布や糸に合わせて調整しましょう。

Q2:玉止めは指だけでできますか?

A2:一般的な玉止めでは針を使い、指で巻いた糸を押さえながら結び目を作ります。指先だけで輪を作って結ぶ方法は、玉結びで使われることが多い手法です。玉止めは縫い終わりの位置で結び目を固定する必要があるため、針を使う方法を覚えるのがおすすめです。

Q3:玉止めと玉留めは違うものですか?

A3:基本的には同じものです。どちらも手縫いの縫い終わりに作る結び目を指し、表記が異なるだけです。玉結びは縫い始め、玉止め・玉留めは縫い終わりに使うと覚えておけば、混同しにくくなります。

まとめ:玉止めは「2回巻く・指で押さえる・布のきわで締める」が基本

玉止めのやり方で迷ったら、まずは針に糸を2回巻きつけ、親指で固定しながら針を引き抜く基本手順を練習しましょう。結び目を縫い終わりの位置に作り、糸端を短く切りすぎないことが、きれいでほどけにくい仕上がりにつながります。

結び目が浮いた場合は針を置く位置を見直し、糸がほどける場合は巻いた部分の固定や糸端の長さを確認してください。糸が短いときは、針穴に糸を通し直して結び目を作る方法もありますが、難しい場合は糸を替える判断も必要です。

玉結びと玉止めの違いを理解し、基本の手順と失敗時の対処法を身につければ、ボタン付けや衣服の補修、小物づくりなど、さまざまな手縫い作業に応用できます。まずは余り布で数回練習し、結び目が布のきわに収まり、軽く糸を引いても抜けないことを確認してから本番の作品に取りかかりましょう。

同じカテゴリの記事

藤崎 智也

アニメ・漫画の情報を担当。制作会社と出版社の公式告知、雑誌の最新号情報を確認して、放送日と単行本の発売日を整理します。

おすすめの関連記事