遠藤渓太選手は2026年現在、柏レイソルに所属するMFです。2026年6月30日、FC東京から柏レイソルへの完全移籍が両クラブの公式発表によって明らかになりました。横浜F・マリノスの育成組織からプロ入りし、ドイツのウニオン・ベルリンやアイントラハト・ブラウンシュヴァイクを経て日本に復帰した遠藤選手は、28歳で再び新しい環境に挑戦しています。
注目したいのは、2026年の移籍だけではありません。横浜F・マリノス時代にJ1優勝を経験し、ドリブルとスピードを武器に評価を高めた遠藤選手が、ドイツでの経験を経てどのようにプレーを変えてきたのか。そして、FC東京を離れる決断にはどのような思いがあったのか。公式発表とJリーグの選手データを軸に、プロフィール、経歴、2026年最新成績、日本代表歴代成績まで整理します。
【2026年最新】遠藤渓太は現在どこでプレーしている?

遠藤渓太選手の現在の所属クラブは、J1の柏レイソルです。柏レイソルは2026年6月30日、FC東京からの完全移籍加入を公式サイトで発表しました。FC東京側も同日に移籍を告知しており、期限付き移籍ではなく、完全移籍であることが確認できます。
柏加入後の背番号は5番。ポジション登録はMFで、サイドからの仕掛けやゴールに直結するプレーが期待されるアタッカーです。神奈川県出身の遠藤選手にとって、横浜F・マリノスでプロキャリアを始め、ドイツを経由してFC東京で日本に復帰した後、再び新しいクラブで競争に臨む転機となりました。
遠藤渓太の2026年最新成績
Jリーグ公式選手ページに掲載された2026/27シーズンの成績は、10月27日時点でJ1リーグ12試合出場、4得点、1アシストです。移籍後の成績を確認するうえで、まず押さえておきたい数字です。
一方、柏に移る前の2026年の明治安田J1百年構想リーグでは、FC東京の選手として20試合に出場し、3得点を記録しました。これは柏加入後の2026/27シーズンとは別の大会区分です。両方の数字を混同しないことが、遠藤選手の2026年の活躍を正しく把握するポイントになります。
柏加入後は12試合で4得点と、得点面で存在感を示しています。ただし、シーズン途中の成績であり、出場試合数も限られています。今後の評価では、ゴール数だけでなく、チャンスメーク、相手守備を崩すドリブル、先発出場の継続性も合わせて見ていく必要があります。
【プロフィール・経歴】遠藤渓太の年齢・身長とキャリアの転換点
遠藤渓太選手は1997年11月22日生まれ、神奈川県出身です。2026年10月27日時点では28歳で、同年11月22日に29歳を迎えます。身長は176cm、体重は73kg。柏レイソルとFC東京の公式プロフィールでは、ポジションはMFとされています。
幼少期から二俣川SCでサッカーを始め、その後は横浜F・マリノスのジュニアユース、ユースへと進みました。育成組織からトップチームに昇格し、国内で実績を築いてからドイツに渡った、Jリーグのアカデミー出身選手です。
遠藤選手の経歴を時系列で整理すると、横浜F・マリノスでの成長、ドイツへの挑戦、FC東京での国内復帰、そして柏レイソルへの完全移籍という4つの段階が浮かび上がります。
| 時期 | 所属・出来事 | 主な実績・ポイント |
|---|---|---|
| 2013~2015年 | 横浜F・マリノスの育成組織 | ジュニアユースからユースへ進み、プロ入りに向けて成長。 |
| 2016~2020年 | 横浜F・マリノス | J1リーグ通算103試合13得点。2018年にルヴァンカップ・ニューヒーロー賞を受賞。 |
| 2019年 | 横浜F・マリノス | J1リーグ33試合7得点。クラブのJ1優勝に貢献。 |
| 2020年7月~2021年4月 | ウニオン・ベルリン | 期限付き移籍でドイツに渡り、2021年4月に完全移籍へ移行。 |
| 2022~2024年1月 | アイントラハト・ブラウンシュヴァイク | ウニオン・ベルリンから期限付き移籍。 |
| 2024年1月~4月 | FC東京 | 期限付き移籍で日本に復帰。同年4月に完全移籍へ移行。 |
| 2025年 | FC東京 | J1リーグ23試合5得点。 |
| 2026年6月30日 | 柏レイソル | FC東京から完全移籍。柏で新たなキャリアをスタート。 |
| 2026年10月27日時点 | 柏レイソル | 2026/27シーズンのJ1リーグ12試合4得点1アシスト。 |
プロフィールの基本情報は柏レイソルおよびFC東京の公式発表、国内リーグの成績はJリーグ公式選手データに基づいています。なお、J1リーグの通算成績は2026/27シーズンの出場分を含めると165試合27得点です。百年構想リーグの20試合3得点は、通常のJ1リーグ通算とは別に扱われます。
【横浜F・マリノス時代】遠藤渓太の評価を高めたドリブルと得点力
遠藤選手のキャリアを語るうえで欠かせないのが、横浜F・マリノス時代です。2016年にトップチームへ昇格すると、プロ1年目からJ1リーグ23試合に出場。2017年にはリーグ戦で2得点を挙げ、出場機会を重ねながら攻撃面の実績を積み上げました。
大きな転機となったのが2018年です。JリーグYBCルヴァンカップでニューヒーロー賞を受賞し、若手アタッカーとして注目を集めました。翌2019年にはJ1リーグ33試合に出場して7得点を記録。横浜F・マリノスのJ1優勝シーズンにおいて、得点を生み出せるサイドアタッカーとして存在感を示しました。
プレースタイルの特徴は突破力とゴールへの意識
遠藤選手のプレースタイルを理解するうえで重要なのは、ドリブルとスピードです。テレビ朝日の選手紹介でも、自信のあるプレーとしてドリブルやスピードが挙げられています。サイドでボールを受け、相手ディフェンダーとの1対1から前進するプレーは、キャリアを通じた特徴の一つです。
また、本人はサイドハーフとしてプレーしながらも、得点を取ることへのこだわりを示していました。2019年のJ1リーグ7得点は、その意識が数字に表れたシーズンといえます。単純にサイドでボールを運ぶだけでなく、相手ゴールに向かう姿勢を評価することが、遠藤選手の強みを理解するポイントです。
ただし、突破力のある選手を評価する際には、ドリブル成功数だけで判断するのは不十分です。仕掛けによって相手の守備ラインを下げられたか、味方のシュート機会を作れたか、最後のパスやフィニッシュまでつなげられたかも重要になります。2026年の柏での成績を見る際も、得点数に加えてこうしたプレーの質を確認したいところです。
【ドイツでの挑戦】ウニオン・ベルリンからブラウンシュヴァイクへ
2020年7月、遠藤選手は横浜F・マリノスからドイツのウニオン・ベルリンへ期限付き移籍しました。その後、2021年4月に完全移籍へ移行しています。Jリーグで頭角を現したアタッカーが欧州の舞台に挑戦した、キャリア上の大きな転換点でした。
しかし、ドイツでの道のりは順風満帆ではありませんでした。ウニオン・ベルリンでは出場機会が限られ、2022年からはアイントラハト・ブラウンシュヴァイクへ期限付き移籍。ドイツで複数のクラブを経験しながら、異なる環境でポジション争いに臨むことになりました。
サッカーキングのシーズン別リーグ戦データでは、ウニオン・ベルリンでの2020-21シーズンは16試合1得点、2021-22シーズンは4試合出場。ブラウンシュヴァイクでは2022-23シーズンに18試合、2023-24シーズンに6試合出場し、いずれもリーグ戦で得点はありませんでした。
この数字から読み取れるのは、海外移籍そのものが成功・失敗の二択ではないということです。欧州でのプレー経験は得られた一方、継続的に出場して攻撃の数字を残すという点では、横浜F・マリノス時代のような実績を築くことが難しかったといえます。
2024年1月にはFC東京へ期限付き移籍し、日本へ復帰。同年4月にはFC東京への完全移籍に移行しました。ドイツでの経験を経て、再びJリーグで出場機会と結果を積み上げる段階に入ったのです。
【FC東京から柏レイソルへ】移籍の経緯と本人が語った決断
遠藤選手はFC東京で2024年にJ1リーグ27試合5得点、2025年に23試合5得点を記録しました。2026年のJ1百年構想リーグでも20試合3得点を残しており、少なくとも出場記録上は一定の役割を担っていました。そのうえで、2026年6月30日に柏レイソルへの完全移籍が発表されました。
移籍の背景を理解するうえで重要なのが、FC東京公式サイトに掲載された本人のメッセージです。遠藤選手はFC東京で過ごした時間への感謝を伝える一方、クラブでタイトル獲得に貢献できなかった悔しさや、自分自身の力不足についても率直に振り返りました。
加えて、選手として将来を考えたとき、現状のままではいけないという危機感があったことを説明しています。一定の出場機会やチーム内での立ち位置を得たことで、かえって自分がその環境に甘えていたのかもしれない、という趣旨の振り返りもありました。
そのメッセージで印象的なのが、本人が大切にしていた「停滞は後退」という言葉です。環境を変えることだけで課題が解決するわけではないと認識しながらも、現状を変えるために自ら新しい道を選んだことが、移籍の経緯を理解する手掛かりになります。
一方、柏レイソルの加入発表では、監督やクラブから寄せられた期待にピッチ上で応え、クラブの目標達成に向けて全力を尽くすという決意を表明しました。FC東京での経験を否定して離れたというより、これまでの経験を踏まえて次の競争に踏み出した決断と捉えるのが自然です。
なお、両クラブの公式発表では、移籍金や交渉の詳細までは公表されていません。そのため、特定の戦術的事情やクラブとの対立が移籍の直接的な原因だったと断定することはできません。本人が公に語った危機感と、柏で新たな成長を目指す姿勢が、確認できる移籍の背景です。
【評価・評判】日本代表歴代成績と柏で期待される役割
遠藤選手はクラブでの実績に加え、年代別日本代表でも経験を積んできました。2016年にU-19日本代表、2017年にU-20日本代表、2018年にU-21日本代表、2019年にU-22日本代表に選出。2017年のFIFA U-20ワールドカップなど、育成年代の主要大会も経験しています。
A代表では2019年のEAFF E-1サッカー選手権で日本代表デビューを果たしました。Jリーグ公式選手ページに掲載された日本代表出場数は2試合です。年代別代表で継続的に招集された経験はありますが、A代表で長期間にわたり定位置を確保した選手という位置づけではありません。
柏での評価は得点力と継続性が焦点
2026年の柏レイソルでは、加入後のJ1リーグ12試合で4得点1アシストという成績が出ています。得点面では目に見える結果を残しており、サイドから攻撃を活性化させる選手として期待が高まる数字です。
一方で、現在の評価を確定させるには、シーズンを通じてどれだけ安定して出場できるか、相手の守備に対応されてもチャンスを作り続けられるかが大切です。ドリブル突破から得点につなげるだけでなく、味方との連係やボールを持たない局面での動きも、攻撃的MFとしての価値を左右します。
遠藤選手の評価を考える際は、横浜F・マリノス時代の2019年の数字だけを基準にするのも、ドイツ時代の得点数だけを見て判断するのも適切ではありません。国内での実績、海外での経験、FC東京での復調、柏での新たな成績を連続したキャリアとして捉える必要があります。
2026年の柏で問われるのは、過去の実績を再現できるかだけではなく、これまでの経験を生かしてチームの攻撃にどのような違いを生み出せるかという点です。28歳という年齢は、若手として将来性だけを評価される段階から、実績と継続性の両方を求められる段階に入ったことも意味しています。
【遠藤渓太】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:遠藤渓太は2026年現在、どこのチームに所属していますか?
A1:柏レイソルです。2026年6月30日にFC東京から完全移籍し、柏では背番号5を着用しています。
Q2:遠藤渓太の2026年最新成績は何試合何得点ですか?
A2:2026年10月27日時点のJリーグ公式選手データでは、柏レイソルでの2026/27シーズンJ1リーグ成績は12試合4得点1アシストです。FC東京時代の2026年J1百年構想リーグでは20試合3得点を記録しており、別の大会として区別する必要があります。
Q3:遠藤渓太のプレースタイルの特徴は何ですか?
A3:ドリブルとスピードを生かしたサイドからの突破が特徴です。本人も得点へのこだわりを示しており、2019年には横浜F・マリノスでJ1リーグ7得点を記録しました。
Q4:遠藤渓太がFC東京から柏レイソルへ移籍した理由は何ですか?
A4:本人はFC東京での出場機会やチーム内での立ち位置を得る一方、選手として現状に危機感を抱いていたことを公式メッセージで説明しています。新しい環境で自らの成長を追求する決断であり、移籍金や交渉の詳細は公式発表で明らかにされていません。
Q5:遠藤渓太の日本代表での実績は?
A5:U-19、U-20、U-21、U-22の各年代別代表を経験し、2019年にA代表デビューを果たしました。Jリーグ公式選手ページに掲載されたA代表出場数は2試合です。
まとめ:遠藤渓太の現在と今後を見極めるポイント
遠藤渓太選手は2026年6月30日、FC東京から柏レイソルへ完全移籍しました。横浜F・マリノスでプロとしての基礎を築き、2018年のルヴァンカップ・ニューヒーロー賞、2019年のJ1優勝を経験。ウニオン・ベルリンやアイントラハト・ブラウンシュヴァイクでのドイツ挑戦を経て、FC東京で日本に復帰し、現在は柏で新たな競争に臨んでいます。
2026年10月27日時点では、柏でのJ1リーグ12試合4得点1アシストという成績が確認できます。ドリブルとスピードを武器にするアタッカーとして、得点面で結果を出し始めている点は注目材料です。
今後の評価では、ゴール数だけでなく、出場機会の継続性、チャンスメーク、チームの攻撃への貢献度を総合的に見ることが大切です。移籍の経緯についても、本人が語った危機感と新たな挑戦への決意を押さえることで、単なるクラブ変更以上の意味が見えてきます。
横浜F・マリノスで頭角を現し、ドイツで壁にぶつかり、FC東京を経て柏レイソルへ。遠藤渓太の2026年は、これまでのキャリアを次の段階へつなげられるかが問われるシーズンです。今後の出場数、得点数、そしてプレー内容の変化が、その挑戦の成果を測る重要な指標となるでしょう。