『僕のヒーローアカデミア』のホークスは、荼毘との戦いで背中の羽を焼かれ、最終決戦ではオール・フォー・ワン(AFO)に個性まで奪われました。瀕死の状態に陥る場面が複数回描かれたため、「ホークスは死んだの?」「死亡シーンは何話?」「羽や個性は復活した?」と気になっている読者も少なくありません。
2026年現在、原作の結末まで確認すると、ホークスは死亡していません。 本名は鷹見啓悟(たかみ・けいご)。最終回ではヒーロー公安委員会の委員長として活動する姿が描かれています。ただし、個性「剛翼」はオール・フォー・ワンに奪われ、物語の完結まで復活は描かれていません。ここでは、荼毘戦から最終回、追加エピソード「More」までの流れを整理します。
【結論】ホークスは死んだ?死亡説の真相と生存状況

結論から言えば、ホークスは原作漫画の最終話まで生存しています。死亡が確定するシーンも、死亡したことを示す公式設定もありません。
死亡説が広まった背景には、単なる重傷では済まないほどの戦闘描写があります。荼毘の高熱で羽を焼き尽くされ、続く最終決戦ではAFOの攻撃によって深刻なダメージを受けました。加えて、自分の個性まで奪われるという大きな転機を迎えています。
ここで押さえたいのは、「瀕死になったこと」と「死亡したこと」、そして「個性を失ったこと」は、それぞれ別の事実だという点です。
ホークスは戦闘能力を大きく損なったものの、その後もヒーロー社会の再建に関わります。原作第430話では公安委員会の委員長としての姿が描かれ、追加エピソード第431話「More」でも、その立場を生かして社会を支える役割が示されています。
公式の漫画配信サービス「少年ジャンプ+」では、第430話と第431話「More」がそれぞれ掲載されており、両話を読むことで、ホークスの生死と最終的な役割を確認できます。
【荼毘戦】ホークスの羽はなぜ焼失した?死亡寸前まで追い込まれた経緯
ホークスが最初に死亡説を呼ぶほどの危機に陥ったのは、超常解放戦線との全面戦争です。
1.潜入任務とトゥワイスをめぐる戦い
公安直属のヒーローであるホークスは、敵の組織に潜入し、超常解放戦線に関する情報を探っていました。その任務の過程で、ヴィラン連合のトゥワイスと対峙します。
トゥワイスの個性「二倍」は、本人や複製した対象を増やせる強力な能力です。大量の複製が生まれれば、ヒーロー側に甚大な被害が及ぶおそれがありました。
ホークスはトゥワイスを止めようとしますが、そこへ荼毘が介入。敵の組織への潜入という危険な任務は、ホークス自身の命を脅かす戦いへと変わっていきます。
2.荼毘の炎が剛翼を焼き尽くす
決定的な場面が描かれるのは、原作第267話「炎」です。
ホークスの個性「剛翼」は、背中から生える羽を自在に操り、飛行や高速移動、羽を使った救助・攻撃などを可能にします。一方で、羽は炎に弱いという欠点がありました。
荼毘はその弱点を突き、強力な炎でホークスの羽を焼きます。羽を失えば飛行能力だけでなく、戦闘や救助に使う手段も大きく制限されます。背中に深刻なダメージを負ったホークスは、極めて危険な状態に陥りました。
この戦闘は単なる能力相性の問題ではありません。ホークスが敵組織に潜入していたこと、トゥワイスを止めようとしたこと、そして荼毘が彼の弱点を把握していたことが重なった結果です。
3.常闇踏陰がホークスを救出
ホークスを救ったのは、インターン先で指導を受けていた常闇踏陰です。
常闇は師匠の危機を知り、荼毘に追い詰められたホークスのもとへ駆けつけます。ホークスは自力で状況を打開することが難しいほど消耗していましたが、常闇の救援によって命をつなぎました。
この一連の流れは、原作第267話から271話付近で描かれています。単行本では第27巻が目安です。アニメでは第6期の第117~118話付近に該当します。
つまり、荼毘戦でホークスが死亡したわけではありません。羽を失い、重傷を負いながらも救出され、生き延びています。
【316話・385話】羽の復活と個性消失は何が違う?
ホークスの生死をめぐる混乱で、とくに誤解されやすいのが「羽の再生」と「個性の消失」です。
両者を区別するには、原作316話と385話を分けて考える必要があります。
316話では羽が完全に戻ったわけではない
荼毘戦の後、ホークスの羽は徐々に回復する様子が描かれます。個性「剛翼」には羽が再生する性質があるため、焼失した羽が再び生え始めること自体は不自然ではありません。
ただし、原作第316話「THE NEXT」の時点では、羽はまだ十分に回復していません。ホークス自身も飛行できず、レディ・ナガンを抱えた状態で移動を試みても、空を飛ぶことができない様子が描かれています。
そのため、「316話で羽が復活した」という説明は、部分的な再生と完全な回復を混同しやすい表現です。
この時点では、個性そのものを失ったわけではありません。荼毘の炎で受けた損傷から回復している段階でした。
385話でAFOに「剛翼」を奪われる
状況が根本的に変わるのは、最終決戦中の原作第385話「若き衝動」です。
ホークスは常闇とともにAFOに立ち向かいますが、圧倒的な力を前に追い詰められます。AFOは常闇の個性「黒影(ダークシャドウ)」を奪おうとし、それを阻止しようとしたホークスから個性「剛翼」を奪います。
この出来事は、単に羽が傷ついたり抜け落ちたりしたこととは違います。ホークスが個性を使うための能力そのものを失ったのです。
なお、個性消失を410話の出来事と記憶している読者もいますが、「剛翼」を奪われたのは385話です。410話はAFOの最終局面に当たる話であり、個性を奪われる場面とは区別する必要があります。
【時系列で検証】ホークスの死亡説と原作の事実を比較
ここまでの出来事を時系列で整理すると、死亡説が生まれた理由と、実際の展開との違いが明確になります。
この表で注目したいのは、羽の焼失から個性の喪失までに時間差があることです。荼毘戦では個性の弱点を突かれ、最終決戦ではAFOに能力そのものを奪われました。
ホークスの死亡説は、こうした異なる出来事がひとまとめに語られることで、実際の原作以上に深刻な印象を与えやすくなっています。
【個性は復活する?】AFO消滅後もホークスの剛翼が戻らない理由
読者が次に気になるのは、ホークスの個性「剛翼」が再び戻る可能性でしょう。
羽の再生と個性因子の復活は別問題
荼毘戦の後に見られた羽の再生は、ホークス自身が「剛翼」を持っていた時期の回復現象です。羽が焼かれても、個性が残っていれば再び生えてくる可能性があります。
一方、AFOに個性を奪われた後は事情が違います。失われたのは羽の一部ではなく、個性を発現させる能力そのものです。
したがって、316話付近の羽の再生を根拠に、385話以降も羽が自然に戻ると考えることはできません。
AFOが消滅すれば個性も戻るのか
AFOは他者の個性を奪い、保有する能力を使うことができます。ホークスの「剛翼」も、その能力によって奪われました。
最終決戦ではAFO自身が消滅へと向かいますが、その後、ホークスに剛翼が返還される描写はありません。AFOがいなくなれば自動的に元の持ち主へ個性が戻る、という仕組みは作中で確立されていないのです。
個性の復活を期待する読者にとっては厳しい展開ですが、原作の描写に沿えば、ホークスは個性を失ったまま物語の結末を迎えたと考えるのが妥当です。
個性を失ったホークスに価値はなくなったのか
ここで重要なのは、ホークスの役割が戦闘能力だけで決まるわけではないという点です。
ホークスは、情報収集や状況判断、公安との連携など、戦闘以外の分野でも力を発揮してきました。個性を失ったことは大きな損失ですが、それによって彼の経験や判断力、人を動かす能力まで消えたわけではありません。
最終回で公安委員会の委員長という立場に就く展開は、ホークスがヒーローとして培ってきた能力を、社会を支える別の形へと転換したことを示しています。
【最終回の結末】ホークスは公安委員会委員長に就任
原作第430話では、最終決戦後のヒーロー社会と、成長した登場人物たちの姿が描かれます。その中でホークスは、ヒーロー公安委員会の委員長として活動しています。
これは、彼の物語を考えるうえで大きな意味を持つ結末です。
鷹見啓悟という人物の役割の変化
ホークスは、若い頃から公安の任務に携わり、危険な潜入活動を担ってきた人物です。敵の組織に入り込み、必要な情報を得るために厳しい判断を迫られることもありました。
荼毘戦やAFOとの戦いで失ったものは大きく、個性「剛翼」も戻っていません。それでも、彼は社会の再建を担う側へと役割を変えていきます。
最終回での委員長就任は、単に戦闘から退いたという意味ではありません。ヒーローが現場で敵を倒すだけでなく、犯罪を生む環境を改善し、社会全体の仕組みを変えていく必要性を示す展開です。
431話「More」で描かれる、その後のホークス
加えて、単行本最終42巻には追加エピソード第431話「More」が収録されています。2026年には、このエピソードを原作とするアニメ特別編も5月2日に放送されました。
「More」では、雄英高校卒業から8年後の世界が描かれ、ホークスは公安委員会の立場から個性教育の改善を支援しています。麗日お茶子たちが取り組む個性カウンセリングに関わり、教育行政との調整を通じて、個性をめぐる問題に社会全体で向き合うための働きかけを行っています。
ここに、ホークスの最終的な役割があります。
かつてのホークスは、剛翼を使った高速移動や救助、戦闘で目立つ存在でした。しかし物語の終わりでは、個性を失った後も、制度を整え、人々を支え、次の世代が同じ問題に直面しないよう働く人物として描かれます。
ホークスは個性を取り戻したから生き残ったのではなく、個性を失っても社会を支える道を見つけたのです。
【ホークス死んだ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヒロアカのホークスは最終的に死亡しますか?
A1:死亡していません。荼毘戦や最終決戦で瀕死の危機に陥りますが生存し、原作最終話ではヒーロー公安委員会の委員長として活動しています。
Q2:ホークスの死亡シーンは何話・何巻ですか?
A2:ホークスの死亡シーンは存在しません。死亡説につながった代表的な場面は、原作267話・単行本27巻の荼毘戦で羽を焼かれるシーンと、385話・38巻でAFOに個性を奪われるシーンです。
Q3:ホークスの羽は316話で完全に復活したのですか?
A3:いいえ。羽が回復し始めているように見える描写はありますが、316話ではまだ飛行できない状態です。完全に回復したわけではありません。
Q4:ホークスの個性「剛翼」は復活しますか?
A4:原作完結時点では復活していません。385話でAFOに奪われ、その後もホークスに返還された描写はありません。
Q5:ホークスの本名は何ですか?
A5:本名は鷹見啓悟(たかみ・けいご)です。「ホークス」はヒーロー名です。
Q6:ホークスは最終回で何をしていますか?
A6:原作430話ではヒーロー公安委員会の委員長として活動しています。追加エピソード431話「More」では、個性教育の改善などを支援する姿も描かれています。
まとめ:ホークスの生死は確定、個性消失後も物語は続く
「ホークス死んだ」という検索の答えは、明確です。ホークスは死亡していません。
荼毘との戦いでは背中の羽を焼かれ、常闇の救援によって生還しました。その後、316話付近では羽の回復が十分でない状態が描かれ、最終決戦の385話ではAFOに個性「剛翼」を奪われます。410話は個性を奪われた場面そのものではなく、AFOの最終局面に当たります。
また、羽が再生することと、失われた個性が戻ることは別の問題です。原作の結末まで、ホークスの剛翼が復活した描写はありません。
それでも、ホークスの物語はそこで終わりません。最終話ではヒーロー公安委員会の委員長となり、追加エピソード「More」では個性教育の改善を支援しています。
戦うための個性を失っても、経験や判断力、社会を変える意志は失われなかった。ホークスの結末は、ヒーローの価値が戦闘能力だけでは決まらないことを示しています。